112日遅れの開幕戦、最終ラウンドが悪天候で29日に順延、メジャー以外でも史上初 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は28日、レギュラーツアーの今季開幕戦、アース・モンダミン・カップ(千葉・カメリアヒルズCC)の最終ラウンドを悪天候のため…
112日遅れの開幕戦、最終ラウンドが悪天候で29日に順延、メジャー以外でも史上初
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は28日、レギュラーツアーの今季開幕戦、アース・モンダミン・カップ(千葉・カメリアヒルズCC)の最終ラウンドを悪天候のため29日に順延することを発表した。第1組は29日午前8時にスタートする。JLPGAによると、月曜決着は1997年の国内メジャー・日本女子オープン以来23年ぶり。開幕戦では史上初となり、上位選手がコメントを発表した。
第3日終了時点では、1998年度生まれの黄金世代でツアー未勝利の21歳・田中瑞希が通算11アンダーの単独首位。3打差の2位で“プラチナ世代”の20歳・古江彩佳、昨年11月にプロテストに合格した18歳・西郷真央が追う展開だった。最終日最終組の平均年齢は19.7歳。古江は昨秋アマV後にプロ転向、田中、西郷は昨年11月のプロテストに合格したばかりのためルーキー同士の異例の対決となっていた。
午前9時半頃に順延を知った古江は大会を通じて「えっ、そうなんですか。(発表の)メールを見ていなかったので知りませんでした。ちょうど、YouTubeで昨日の自分のプレーをちょこちょこ見ているところでした。(今後の過ごし方は)全然考えていません。キャディーさんと相談して、明日の戦略などを立てたいと思います」とコメントした。
西郷も「練習場へ行って調整する予定です。昨日、ラウンド後の練習でちょっとしたズレを修正できた。それを確認したい。今日一日で体力回復できると思うし、いい調整ができると思う。いい方につながればと思います」とコメントした。
新型コロナウイルスの影響で112日遅れとなった開幕戦。今大会は公式YouTubeの4つのチャンネルでインターネット中継が行われていたが、29日は午前8時から1チャンネルのみで配信する。(THE ANSWER編集部)