バルセロナは27日、ラ・リーガ第32節でセルタと対戦し、2-2で引き分けた。

前節のビルバオ戦を1-0で辛勝し、レアル・マドリーとのデッドヒートを続けるバルセロナ。一戦も落とせない試合が続く中で、今節の相手は2連勝中のセルタだ。

ブスケッツを出場停止で欠く中盤には、ビルバオ戦で決勝ゴールを挙げたラキティッチが入った。前線ではグリーズマンに代わってファティが起用された。

アウェイのバルセロナが開始早々から決定機を迎える。6分、メッシの右CKにドンピシャのタイミングで飛び出したピケが頭で合わせるが、シュートはクロスバーを直撃する。

序盤から圧倒的なポゼッションで試合を進めるバルセロナ。迎えた20分にボックス手前の絶好の位置でFKを獲得する。キッカーはもちろんメッシ。直接狙うかに思われたが、ふわりとしたパスをゴール前に供給。これを待ち構えていたスアレスが頭で押し込んで先制点をもたらした。

意表を突く形で先制に成功したバルセロナ。だが、守護神テア・シュテーゲンの珍しいパスミスで一気にピンチに。ここは何とかはね返したが、24分にはデニス・スアレスの見事なパスからブライス・メンデスの決定機を許す。しかし、GKテア・シュテーゲンが汚名返上にと好セーブを見せた。

その後、落ち着きを取り戻したバルセロナは、ビダル、ファティ、スアレスがシュートを重ねていく。40分には敵陣でボールを奪ったメッシがドリブルで切り込み、ボックス手前からシュート。得意なコースだったが、枠を捉えることが出来なかった。

1点リードで後半を迎えたバルセロナだったが、立ち上がりの50分、ピッチ中央でボールを失うと、ヨクシュルに最終ラインの突破を許す。ピケが何とか付いて行ったが、ボックス右からゴール前に折り返されると、最後はスモロフに流し込まれ同点とされてしまった。

その後、セルタは60分に3枚替えを決行。バルセロナからレンタルしているラフィーニャや、古巣戦となるノリートが投入された。

セルタに流れが傾き始める中、バルセロナは67分、ラキティッチのパスでボックス内に侵入すると、ボックス右でこぼれ球を拾ったメッシがスアレスに横パス。スアレスは相手を背にしつつ、反転しながらつま先のキックでゴールをゲット。ストライカーらしいプレーで勝ち越し弾をもたらした。

一方、守備はやや不安定な今日のバルセロナ。80分にアスパスの巧みなヒールパスで守りを崩されてしまう。最後は途中出場のノリートのシュートを許すが、GKテア・シュテーゲンが見事なセーブでゴールを死守。

しかし。このまま逃げ切りたかった試合終盤の88分、セルタのFKのチャンスでアスパスがボックス手前左から壁の外側を抜く技ありゴール。テア・シュテーゲンは一歩も動くことが出来ず、試合は再び振り出しに。

後半アディショナルタイムにはあわや逆転負けというピンチも迎えたバルセロナは、結局2-2のドローに終わり、レアル・マドリーに単独首位のチャンスを与えてしまった。