大迫勇也の所属するブレーメンは27日、ブンデスリーガ第34節でケルンと対戦し、6-1で勝利した。大迫は87分までプレー、22分と58分にゴールを記録。 17位ブレーメン(勝ち点28)が、14位ケルン(勝ち点36)をホームに迎えた一戦。リーグ…
大迫勇也の所属するブレーメンは27日、ブンデスリーガ第34節でケルンと対戦し、6-1で勝利した。大迫は87分までプレー、22分と58分にゴールを記録。
17位ブレーメン(勝ち点28)が、14位ケルン(勝ち点36)をホームに迎えた一戦。リーグ戦連敗中のブレーメンは、前節のマインツ戦からスタメンを3人変更。サージェント、ビッテンコート、グロスに代えてラシツァ、フュルクルク、フォクトが先発で起用された。
残留へ望みを繋ぐ入れ替え戦圏内の16位を目指すブレーメンは6分、ペナルティアーク手前でボールを受けた大迫が反転からミドルシュート。7分には、大迫からのパスを受けたラシカがペナルティアーク左横からシュートを狙ったが、これは共に相手GKのセーブに阻まれた。
良い入りを見せたブレーメンだが、9分にピンチを迎える。ヤーコブスの左クロスを中央のモデストが絶妙なトラップで収めると、反転からシュート。しかし、このシュートはGKパブレンカが好セーブ。
ピンチを凌いだブレーメンは22分、M・エッゲシュタインのミドルシュートがゴール前の大迫に渡ると、完璧なトラップでボールの勢いを殺すとゴール右上にシュートを突き刺した。
先制に成功したブレーメンは、27分にもドリブルで仕掛けたラシツァがボックス左まで侵攻し左足を振り抜くと、このシュートが相手GKの股を抜きゴールネットを揺らした。さらに30分には、フリードルの左クロスをフュルクルクがダイレクトでゴールに流し込み、3点目を奪った。
その後、ケルンに攻め込まれるに場面時間の続いたブレーメンだが、集中した守備でゴールを守り抜き、3点リードで前半を終えた。
迎えた後半、先にスコアを動かしたのはブレーメン。55分、ドリブルで持ち上がったラシツァのミドルシュートを放つと、相手DFに当たったボールが右ポストを直撃。このこぼれ球をクラーセンが押し込んだ。
勢いの止まらないブレーメンは、58分にもロングパスで右サイドを駆け上がったゲブレ・セラシェの折り返しを大迫がダイレクトで流し込み、ドッペルパックを達成。
その後、ドレイクスラーのゴールで1点を返されたブレーメンだったが68分、最終ラインからのロングフィードをサージェントが頭で繋ぐと、最前線で受けたラシツァが粘りからボックス手前にパスを送ると駆け上がったサージェントがそのままボックス内まで侵入すると、飛び出したGKをかわすチップキックでゴールネットを揺らした。
結局、試合はそのまま6-1でブレーメンが大勝。なお、16位デュッセルドルフがウニオン・ベルリンに0-3で敗戦したことにより、ブレーメンが逆転でブンデス2部との入れ替え戦進出を決めた。