トップリーグの第8節・第1日は22日、東大阪市花園ラグビー場などでおこなわれ、ヤマハ発動機ジュビロが21-17でNTTコミュニケーションズシャイニングアークスを破り、8戦全勝、勝点を38として首位を堅持した。 また、サントリーサンゴリアス…

 トップリーグの第8節・第1日は22日、東大阪市花園ラグビー場などでおこなわれ、ヤマハ発動機ジュビロが21-17でNTTコミュニケーションズシャイニングアークスを破り、8戦全勝、勝点を38として首位を堅持した。
 また、サントリーサンゴリアスは52-15で豊田自動織機シャトルズに大差勝ち。ヤマハと同じく8戦全勝、勝点37として2位の座をキープした。
 サントリーは3トライ差以上獲得のボーナスポイントを加えたため、前週の勝点差2を1に縮めヤマハを猛追する。

 ヤマハは得意のスクラムを押し、試合を優位に進める。14-10となった後半22分、LO大戸裕矢がラインブレイクして、決勝トライを記録。MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝いた。清宮克幸監督は「勝利できたことがうれしい。内容的には敵陣のセットプレーでいくつものミスを重ねワーストのでき。でも勝てたことは成長の証し」と笑顔を見せた。

 サントリーは前半、パスミスやノックオンなど細かいミスがあり、19-15でハーフタイムを迎える。しかし、後半は16分までに4トライを連取して一気に試合を決めた。沢木敬介監督は「ミスやソフトプレーが出るところがウチの弱さ。50点取ったけど勉強させてもらった」と反省。MOMは4トライを挙げたWTB中靏隆彰が獲得した。