30年ぶりのリーグ制覇に沸くリバプールファンだったが、地元警察が解散命令を発令した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 リバプールは、25日に行われたプレミアリーグ第31節チェルシーvsマンチェスター・シティの一戦で、チェルシーが2-…

30年ぶりのリーグ制覇に沸くリバプールファンだったが、地元警察が解散命令を発令した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

リバプールは、25日に行われたプレミアリーグ第31節チェルシーvsマンチェスター・シティの一戦で、チェルシーが2-1で勝利。2位のシティが敗れたことを受け、2019-20シーズンのプレミアリーグ優勝が決定。リバプールは前日にクリスタル・パレスと対戦し勝利を収め、王手をかけていた。

チェルシーvsシティの試合後、リバプールの本拠地であるアンフィールドには30分間で約2000人のリバプールファンが集結。発煙筒を焚き、チャントを歌うなどして大きな喜びを見せていたが、マージーサイド警察は特にこの歓喜の輪を邪魔することはなかった。

しかし、公序良俗違反により10名が逮捕。また、ソーシャル・ディスタンスを守る措置を無視したことで、警察は警告を発したとのこと。27日、マージーサイド警察が市内の中心部に解散命令を発令した。

ジョー・アンダーソン市長はツイッターで「リバプールファンがお祝いをしたいことは理解するが、あなた自身の安全のため、そして他の人の安全のために、家に帰って、家でお祝いをしてほしい。COVID-19は依然として大きなリスクがあり、我々の街はすでに多くの人を亡くしており、感染している」と自宅で優勝を喜ぶように促している。

30年間待たされたファンも多く、喜びを爆発させたい気持ちを抑えられない部分も理解されるが、これで感染が再び拡大しないことを祈るばかりだ。