112日遅れの開幕戦、ボギーなしの安定プレー「リズムをキープしてよかった」 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミンカップ第3日が27日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー…

112日遅れの開幕戦、ボギーなしの安定プレー「リズムをキープしてよかった」

 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミンカップ第3日が27日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で行われた。56位で出た中国美女セキ・ユウティン(ミツウロコグループホールディングス)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算4アンダーで17位に浮上。一気に5つ伸ばす好プレーを終え、ニコニコと笑顔でラウンドを振り返った。

 出だしの10番でいきなりバーディーを奪うと、14番パー5でもしっかりバーディー。17、18番でも伸ばし、8番でもスコアボードに「〇」を刻んだ。ロングホール4つのうち3つでバーディーをとった22歳。「お疲れ様でーす」とネット中継のインタビューエリアに現れると、たどたどしい日本語で語った。

「やっぱり今日は予選通過して、もっと前の2日間よりリラックスな感じで集中して頑張りました。やっぱりパターとアイアンショットが安定して、自分の感覚を、リズムをいつもキープしてよかったです」

 昨年6月に下部のステップアップツアー・日医工女子オープンで優勝。11月のプロテストに合格すると、国内ツアー出場権をかけた最終予選会で9位。3年ぶりにレギュラーツアー出場権を手にしていた。レギュラーツアーは17年中京テレビ・ブリヂストンレディスの13位が過去最高位。今大会はカットラインギリギリで予選通過したが、初のトップ10入りへ「今日と同じようにリラックスの感じを持って、この中で集中して一生懸命頑張りたいと思います」と意気込んだ。(THE ANSWER編集部)