112日遅れの開幕戦、渋野日向子と同世代の田中瑞希が首位、2位に20歳古江と18歳西郷 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミンカップ第3日が27日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622…

112日遅れの開幕戦、渋野日向子と同世代の田中瑞希が首位、2位に20歳古江と18歳西郷

 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミンカップ第3日が27日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で行われた。首位で出た黄金世代でツアー未勝利の“伏兵”・田中瑞希(フリー)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算11アンダーで単独首位をキープ。初優勝に王手をかけた。

 出だしの1番でバーディーを奪うと、11番でボギーとしたが、14、16番で取り返した。「(1番第1打は)そこまで緊張しなかった。結構、体の割にしっかり振ることを意識している。ドライバーは少し曲がった時もあったけど、いってほしいところにいった。(スコアボードは)少し見ていた。まだ明日があるのでそこまで緊張しなかった」とコメント。「試合をやっていなかったのでどんな感じになるだろうと思っていた。調子は悪くない。明日もしっかり振っていって、身長の割に飛ぶところを皆さんに見てほしいです」と最終日を見据えた。

 渋野日向子、勝みなみ、畑岡奈紗、原英莉花ら黄金世代と同じ1998年生まれの21歳。昨季は33試合出場で予選落ちが19度、日本女子オープンの9位が最高位。11月のプロテストは3度目の挑戦で合格した。

 3打差の2位で“プラチナ世代”の20歳・古江彩佳、昨年11月にプロテストに合格した18歳・西郷真央が追う展開。最終日最終組の平均年齢は19.7歳。古江は昨秋アマV後にプロ転向、田中、西郷はプロテスト合格のためルーキー同士の異例の対決となる。

 昨年賞金女王の鈴木愛、渡邉彩香、酒井美紀、黄金世代の臼井麗香は4打差の7アンダーの4位につけた。大里桃子、菅沼菜々が6アンダーの8位とした。(THE ANSWER編集部)