スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―まさかの跳躍成功が海外で話題 新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが完全に再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロ…
スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―まさかの跳躍成功が海外で話題
新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが完全に再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回は昨年5月、米国の陸上競技大会で話題となった、衝撃の棒高跳び映像だ。ポールをしならせて、バーを越えようとするのだが、踏ん張っているうちに体が横に360度回転。そのまま跳躍を成功させるミラクルなシーンを、米メディアが動画付きで公開すると、称賛の声が多数上がっていた。
よくも、この体勢で跳べたものだ。昨年5月10日に行われた米国の高校生の大会。珍場面の主役として脚光を浴びたのは、シャウニー・ミッション・ノース高校の当時1年生コナー・ベルだった。助走を取り、ポールを突いて踏み切ったが、次の瞬間だ。ポールを突く場所を誤ったのか、うまく体が上がっていかない。垂直方向に立ったポールにしがみつくような格好で、横に1回転。そして、ぎりぎりでバーを越えたのだ。
コーチとタッチしつつも、なんとも気まずそうなベル。思わず笑ってしまう奇跡の跳躍成功シーンを、コーチのアーロン・デビッドソン氏が翌日に投稿したものが瞬く間に拡散。米誌「スポーツイラストレイテッド」も公式SNSで「1年生のコナー・ベルは棒高跳びのレジェンドになる途上にいる」と題した動画を公開すると、30万回以上再生されるなど反響が拡大していた。
投稿には「教えられない何か」「初の360度棒高跳びだ!」「真のレジェンド」「アメージング」「これは適切な技術なのか?」「俺は好きだな」「棒高跳びに芸術点はないよ」などとコメントがつけられ、関心を呼んでいる様子だった。ベルは同日に自己ベストとなる10フィート6インチ(約3.23メートル)を跳んでいた。思わぬ珍ジャンプが脚光を浴びるとは夢にも思わなかったことだろう。(THE ANSWER編集部)