アメリカのチャールストンで開催中のテニスのエキシビションマッチで、ウィズコロナ時代の新しいスポーツ観戦の試みが行われた。その試みとはドライブインシアターでの観戦で、テニスでは史上初だと米テニス…

アメリカのチャールストンで開催中のテニスのエキシビションマッチで、ウィズコロナ時代の新しいスポーツ観戦の試みが行われた。その試みとはドライブインシアターでの観戦で、テニスでは史上初だと米テニスメディアのBaselineが伝えている。【実際の写真】ウィズコロナのスポーツ観戦?ドライブインシアターでテニスを楽しむ

エキシビションマッチの会場にファンは入ることができない。しかし、会場から約27km離れたテラスシアターで、Tennis Channelによって試合の模様が大きなスクリーンで放映された。

テラスシアターのオーナーは「私たちのコミュニティにサービスを提供し続けるためには、シアターをオープンしておくことが常に重要だった。Tennis Channelがこの話しをもちかけてきたとき、お客さんにパーフェクトな高揚感をもたらす案だと思ったよ」とコメントしている。

このイベントには最大26台のテニスファンたちの車が集まり、彼らはポップコーンや軽食、グッズなどとともにテニス観戦を楽しんだ。まだ大勢のファンたちがスタジアムに集まって生のスポーツを楽しむことはできない。しかしこの方法なら、多少なりともファン同士で一体感を感じながらスポーツを楽しむことができる。

このエキシビションマッチには、今年「全豪オープン」を制したソフィア・ケニン(アメリカ)の他、アリソン・リスク(アメリカ)、アマンダ・アニシモワ(アメリカ)らが出場している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」でのケニン

(Photo by Francois Nel/Getty Images)