サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏…

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回は元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏がバルセロナ時代に決めたゴールだ。

2003-04シーズンから移籍したバルセロナでは、天性のアイデアとスキルを発揮し、多くのスーパーゴールを決めたロナウジーニョ氏だが、移籍初年度の2003年9月3日のラ・リーガ第2節セビージャ戦でのゴールも見事だ。

バルセロナ1点ビハインドの0-1で迎えた58分、GKビクトール・バルデスが左サイドのロナウジーニョに展開すると、ボールを受けたロナウジーニョはドリブルを開始。まずは相手MFホセ・ルイス・マルティを簡単にかわすと、追いかけてきたMFハビエル・カスケーロもフェイントでいなす。そして、スピードに乗ったロナウジーニョはゴールまでおよそ27mの位置から右足を一閃。矢のようなシュートは、相手GKアントニオ・ナタリオの手をかすめ、クロスバーを直撃してゴールに吸い込まれた。

このゴールはロナウジーニョ氏にとってのラ・リーガ初ゴール。ここからロナウジーニョ氏のバルセロナでの伝説が幕を開けたのだった。