日本時間26日、米ラスベガスで試合に臨むマロニー WBO世界バンタム級2位のジェイソン・マロニー(豪州)は25日(日本時間26日)に米・ラスベガスでレオナルド・バエズ(メキシコ)との10回戦に臨む。昨年終幕したワールド・ボクシング・スーパー…

日本時間26日、米ラスベガスで試合に臨むマロニー

 WBO世界バンタム級2位のジェイソン・マロニー(豪州)は25日(日本時間26日)に米・ラスベガスでレオナルド・バエズ(メキシコ)との10回戦に臨む。昨年終幕したワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会に参戦していたマロニーはWBAスーパー&IBF王者の井上尚弥(大橋)らの王座挑戦に意欲を見せている。米メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

 バンタム級戦線を牽引するモンスターはまたしても標的の一人になっている。

「ビッグファイトは常に脳裏にあるが、それ以上に目の前のファイトにいつも通り集中しているところだ」

 こう語ったマロニーはバエズ戦の先に、2018年10月に判定で敗れた前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とのWBSS初戦以来の大舞台を見据えていた。

 井上と同様に米興行大手・トップランク社と契約するマロニーは「勝利を収め、全てが落ち着いたら、次の動きについて話すこともできる。カシメロなのか、ナオヤ・イノウエか、それともこの階級の他の選手になるのか。陣営はこれらの選択肢を検討しているし、扉も開かれている。ビッグファイトがそこにあるんだ」と話している。

 井上は4月にカシメロと3団体統一戦を行う予定だったが、コロナ禍で延期に。マロニーも同じ興行のアンダーカードで試合を行う予定だった。日本でトレーニングを続け、WBA正規王者のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)、WBO世界スーパーバンタム級王者のエマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)らからも対戦希望が出ており、軽量級戦線最大の目玉選手となっているかもしれない。(THE ANSWER編集部)