DeNAは開幕連敗スタートから4連勝、ルーキー坂本がプロ初勝利、打線もオースティンが1号

■DeNA 10-2 中日(25日・横浜)

 DeNAは25日、横浜スタジアムで行われた中日戦に10対2で勝利し、同一カード3連勝で貯金2とした。プロ初先発のルーキー坂本が6回無失点の好投で初勝利。打線は3本の本塁打を含む13安打10得点の猛攻で中日を圧倒した。

 ラミレス監督は「ルーキーだし、ましてやデビュー戦なので緊張するのは当たり前のこと。その中での投球だったが、戸柱がよく助けてあげたと思う」とスタメンマスクで起用した30歳の名前を挙げた。「球種の使い方がよかった。特にチェンジアップは効果的だった。戸柱のリードがキーポイントだったと思う」と、ここでも捕手の働きを評価した。

 5回までノーヒットピッチングを続けていた坂本だが、6回の守備中に足首を捻り、81球で無失点のままこの回限りでマウンドを降りた。指揮官は「アクシデントがなければもちろん、もう1イニングいくことも考えていたが、大事をとった。来週のローテーションにもいてもらいたいが、状況次第ということになる」と慎重だったが、「間違いなく、今日はいい仕事をした」と、左腕で初登板、初先発初勝利という球団初の快挙を達成したルーキーを手放しで褒めた。

 坂本は「今日は絶対に勝ちたいと思っていたので嬉しい。野手のみなさんが序盤から点をとってくれたので、楽にマウンドに上がれた」と大量援護の攻撃陣に感謝。「ストライク先行で攻めていけたのがよかった。四球を出してしまったが、切り替えてゾーンの中で勝負できた」と自らの投球を振り返り、「アクシデントで交代になってしまったので、今日は70点ぐらい」と自己評価は控えめだった。足首の状態は「今はもう大丈夫」と重症ではないようで、「次はもっと投げたい」と意欲を見せた。

 打線はオースティンの来日初本塁打を皮切りに、1番から7番までのスタメン選手が全て安打の猛攻で相手先発のルーキー岡野を攻略した。ラミレス監督は「シンプルにストライクゾーンに多く投げてくる投手だったので、低めを我慢して右打者も左打者も無理に引っ張らないようにいった。オースティンは2ストライクと追い込まれてからライトへ(本塁打)。佐野も同じく逆方向に打って今季初打点といい内容だった」と調子の上がってきた攻撃陣に手応えを感じているようだ。

 開幕2連敗から4連勝で首位・巨人を追う2位につける。「開幕カードで打線が湿りがちだったところに、オースティンの復帰で大きな希望ができた。彼が入ったことで1番から6番までの間違いなく打線の厚み、強力さが増している」と、指揮官は全開になりつつある重量打線でさらなる連勝を狙う。(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)