インテルのイタリア代表MFロベルト・ガリアルディーニが、サッスオーロ戦で痛恨のミスで決定機を逸した。イギリス『SPORT bible』が伝えている。 首位のユベントスを勝ち点6差で追いかける3位のインテルは、ホームで行われたセリエA第27節…

インテルのイタリア代表MFロベルト・ガリアルディーニが、サッスオーロ戦で痛恨のミスで決定機を逸した。イギリス『SPORT bible』が伝えている。

首位のユベントスを勝ち点6差で追いかける3位のインテルは、ホームで行われたセリエA第27節でサッスオーロと対戦。白熱のシーソーゲームとなった中、試合終盤の86分にMFボルハ・バレロのゴールで3-2と勝ち越しに成功したものの、直後にセットプレーの流れから同点ゴールを許し、最終的に3-3のドローで試合を終えることになった。

これにより、今節先に勝利していたユベントスとの勝ち点差は8ポイントに広がり、逆転でのスクデット獲得は絶望的な状況だ。

試合後にアントニオ・コンテ監督が、「両方のゴール前であまりに多くのミスを犯した」と振り返った一戦では、インテルサイドにあまりに痛いミスが起きていた。

インテルが2-1のスコアでリードしていた63分、ボックス左へ攻め入ったFWラウタロ・マルティネスが見事なタメからボックス中央に走り込んだFWロメル・ルカクに丁寧な横パスを送ると、これをベルギー代表FWが利き足の左足でダイレクトシュート。

これは相手GKアンドレア・コンシーリに触られるが、こぼれたボールがゴール前に走り込んでいたガリアルディーニの足元へ。ゴールまでわずか1メートルほどで完全にフリーの状況ということもあり、ピッチ上の選手やベンチサイド、テレビ観戦していたすべての人がインテルのゴールを確信していたが、なんとガリアルディーニは歩幅の問題か、見えざるプレッシャーか、子供でも決められそうなイージーシュートをクロスバーに当ててしまい、ミス・オブ・ザ・シーズン級の決定機逸に…。

それでも、チームが最終的に勝利していれば、試合後には笑い話になっていたはずだったが、チームはその後2度に渡って追いつかれ、手痛いドローとなった。