ドレッドヘアと明るいキャラクターで親しまれ、フランス人選手としてテニスの…
ドレッドヘアと明るいキャラクターで親しまれ、フランス人選手としてテニスのオープン化以降初めてグランドスラムで優勝を遂げたヤニック・ノア(フランス)。現在は歌手として活動するノアが先日60歳の誕生日にインタビューを受け、現代のテニスのビッグ3、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)らについて語った。テニス関連ウェブメディアTennis World USAが報じている。【動画】1983年ヤニック・ノアが全仏オープン優勝した試合
ノアはビッグ3への賞賛の念を述べた。彼らはテニス史上例を見ないほどの圧倒的な強さを示し、ここまで13個のグランドスラムタイトルをすべて勝ち取っている。
「3人をすごく尊敬しているよ。彼らが特別な存在になったのは、しょっちゅうお互いに対戦しているせいもある。もちろん、ロジャーは特別だ。彼は特別なことをまったく普通のことのようにやってのける」とノアは語る。
「今でも1セットぐらい彼と打ち合いたいと思うよ。彼とテニスをすると、自分でも驚くようなプレーが彼によって引き出されたりする。彼はいったいどうやってるんだろう」
またノアは、ニック・キリオス(オーストラリア)にも触れた。「キリオスには独特なものがある。ナダルと対戦した時、ナダルがベースラインより2m近く後ろにいたから、アンダーサーブを打ったことがあっただろう。感心したよ」
「リスペクトを欠いてる、なんて意見はテニスを知らない人が言うことだ。ナダルを相手に“普通に”戦ったら、素晴らしい試合をした挙句にストレート負けだ」
「何かやってみなきゃ、チャンスはゼロだ。真剣に取り組めば、ベースラインのずっと後ろで守るナダルやドミニク・ティーム(オーストリア)のような選手に対して、アンダーサーブは武器になり得ると思うよ」
ノアは1983年「全仏オープン」決勝で大本命と見られていた前年優勝者のマッツ・ビランデル(スウェーデン)を下して優勝。それ以降で「全仏オープン」優勝を遂げたフランス人選手は2000年のメアリー・ピアス(フランス)だけである。
シングルスでは通算23回、ダブルスで16回優勝。シングルスランキングの最高位は3位、ダブルスでは1位。引退後はミュージシャンとして活動しながら、恵まれない子供たちのためのチャリティー団体を運営。息子はNBA選手のジョアキム・ノアである。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2018年歌手としてライブパフォーマンスをするノア
(Photo by Bianca de Vilar/Redferns)