リバプールのユルゲン・クロップ監督が、クリスタル・パレス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 リバプールは24日、プレミアリーグ第31節でクリスタル・パレスと対戦し、4-0で快勝した。 試合は立ち上がりから攻撃陣が躍動。23分にトレン…
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、クリスタル・パレス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
リバプールは24日、プレミアリーグ第31節でクリスタル・パレスと対戦し、4-0で快勝した。
試合は立ち上がりから攻撃陣が躍動。23分にトレント・アレクサンダー=アーノルドの直接FKで先制すると、モハメド・サラー、ファビーニョ、サディオ・マネがゴールを奪い、4-0と快勝し、再開後初勝利。これにより、30年ぶりのリーグ優勝まであと1勝に迫った。
試合を振り返ったクロップ監督は、ホームでの再開初戦を振り返りコメント。チームのパフォーマンスを評価した。
「全てではないにしても、我々が現在の位置にいることを助けた部分をたくさん示すことができた。サッカーには様々なやり方があり、この試合の戦い方も様々だが、比較する必要はないし、それほど重要ではない」
「今夜観たのは、今シーズンの前半に欲しかったものだ。選手たちには「これまでで最高の無観客試合のサッカーを見たい」と言った。今夜の試合が最高のものだったかはわからないが、確かにカウンターとプレスは無観客となってから最高だった」
「我々が今夜示したパフォーマンス、情熱は並外れたものであったし、素晴らしいサッカーをした。ゴールも素晴らしかった」
「私の仕事としては、通常であれば冷静に「いいや、それほど良くないし、改善するポイントががる」と言わなければいけない。改善できることはわかっているが、今夜はそれが重要ではない」
また、優勝を目前にしながら本拠地アンフィールドで無観客試合となったこの一戦。クロップ監督は、改めてサポーターの存在を強調し、サポーターのために選手が示したプレーを評価した。
「この試合では、我々がこのサインを示したこと、そしてサポーターが彼らに値する敬意を示したこと、ここにいなくとも、ここにいるかのようにプレーできたことが重要だ」
「ファン・サポーターは、我々は信じられないほどのものに後押ししてくれるし、彼らなしではここに居る時と同じようにはならない」
「私は今夜以上に、寂しさを感じたことはない。この試合で、スタジアムに5万5000人がいることを想像してほしい。スタジアムにあったであろう感情は、信じられなかっただろう」
「ただ、現時点ではそれができない。人々への敬意を示すことが重要だった。それが選手たちのプレーだ。それが私は好きだった」
なお、リバプールは今夜行われるチェルシーvsマンチェスター・シティの一戦で、シティが引き分け以下に終われば30年ぶりのリーグ優勝、初のプレミアリーグ制覇が決定。次節は、そのシティとの直接対決が控えている。