リバプールは24日、プレミアリーグ第31節でクリスタル・パレスと対戦し、4-0で快勝した。 再開初戦となった前節のエバートン戦をゴールレスドローで終えたリバプール。南野拓実がサラーに代わって先発出場したものの、残念ながら前半で交代。今節はそ…

リバプールは24日、プレミアリーグ第31節でクリスタル・パレスと対戦し、4-0で快勝した。

再開初戦となった前節のエバートン戦をゴールレスドローで終えたリバプール。南野拓実がサラーに代わって先発出場したものの、残念ながら前半で交代。今節はそのサラーや、同様に前節は欠場だったロバートソンがスタメンに名を連ねた。

まずは7分、ワイナルドゥムがゴール前の混戦からシュート放っていったリバプールは、16分にジョー・ゴメスのロングボールを収めたマネのバックヒールでフィルミノにビッグチャンス。ボックス左から丁寧にゴールを狙ったが、GKヘネシーに止められた。

7割を超えるポゼッションで圧倒的にクリスタル・パレスを押し込むリバプール。迎えた23分、FKでゴールをこじ開けた。

ペナルティエリア手前の絶好の位置でファン・ダイクが獲得したFK。これを名手アーノルドがゴール右上の完璧なコースに蹴り込み、リバプールに先制点をもたらした。

その後も攻め続けるリバプールは28分にもFKを獲得。ボックス左外からクロスを上げると、その跳ね返りを狙ったヘンダーソンのハーフボレーが左ポストを直撃する。33分には先制のシーンと近い位置でFKのチャンス。今度はファビーニョが狙ったが枠の上に外れていった。

攻勢続くリバプールは44分、敵陣中央で相手のチェックをはがしたファビーニョから浮き球の縦パスが入ると、右ウイングから飛び出したサラーがゴールに流し込み、2点差に広げて前半を終えた。

後半も依然としてリバプールペース。防戦一方の相手に対し、容赦ない一撃が飛び出す。55分、ロバートソンからパスを受けたファビーニョがボックス手前から右足一閃。アウト回転のかかった強烈なシュートがゴール右に突き刺さった。

その後、ヘンダーソンを下げてチェンバレンを投入したリバプールは、69分にはフィルミノ、サラー、マネのトリデンテが絡んだカウンターで4点目。これで再開後初の白星濃厚となったところで南野が登場。フィルミノとの交代でワントップに立つ。

南野は後半アディショナルタイムに好機を迎えたがゴールは生まれず、試合はそのまま終了。4-0でリバプールが勝利を収めた。この結果、2位のマンチェスター・シティが25日に控えるチェルシー戦で引き分け以下なら、リバプールの30年ぶりのリーグ優勝が決定する。