マンチェスター・ユナイテッドは24日、プレミアリーグ第31節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、3-0で快勝した。 来季のチャンピオンズリーグないしはヨーロッパリーグ出場権を争う上でカギとなる上位戦。5位のユナイテッド(勝ち点46)は、…

マンチェスター・ユナイテッドは24日、プレミアリーグ第31節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、3-0で快勝した。

来季のチャンピオンズリーグないしはヨーロッパリーグ出場権を争う上でカギとなる上位戦。5位のユナイテッド(勝ち点46)は、再開初戦となった前節はトッテナムと対戦し1-1のドロー。対するシェフィールド・ユナイテッドことブレイズ(勝ち点44)は、延期されていた第28節を消化した分、再開から2試合戦っているがアストン・ビラやニューカッスルの下位相手に白星を挙げられていない。

リーグ再開後初勝利を目指す両チームの一戦は早々に動いた。7分、右サイドの深い位置からのスローインでリスタートしたユナイテッド。ルーズボールをラッシュフォードが拾い、ボックス右からスピードのあるクロスを送ると、マルシャルが上手く合わせてゴールに流し込んだ。

幸先よく先制したホームチームは13分にカウンターから追加点のチャンス。今度はGKを引き付けたマルシャルからラッシュフォードへプレゼントパスが送られるが、相手のマークに遭い、枠に入れることができなかった。

それでも試合を支配しシュートを重ねていくユナイテッドがさらに相手を突き放す。44分、ボックス右でドリブル突破を図ったワン=ビサカのクロスをマルシャルが合わせてゴールイン。マルシャルの今季2度目の2ゴールでリードを広げた。

後半もポゼッションを高めて相手のゴールに襲い掛かるユナイテッド。55分にはアタッキングサードでのパス回しからグリーンウッドがシュート。61分にもラッシュフォードが積極的に狙うなど、さらなる追加点の予感を漂わせる。

すると74分、ハーフウェイライン付近のポグバのパスをB・フェルナンデスがワンタッチではたくと、マルシャルがラッシュフォードとのワンツーで最終ラインを突破。最後は飛び出してきたGKムーアを躱すループシュートを沈めて、勝利を手繰り寄せる3点目を奪った。

なお、マルシャルは2013-14シーズン以降のユナイテッドにおいて、プレミアリーグでは初のハットトリック達成者に。また、マルシャル自身もプロ初のハットトリックとなった。

その後、ユナイテッドは80分に一気に5枚替え。殊勲のマルシャルや、今季6度目の先発出場となったポグバがベンチに退いた。

そして試合はここで終了。マルシャルの大活躍でユナイテッドがブレイズとの上位対決を制した。