プロ野球は23日から6連戦がスタート、パ・リーグは6連戦が19週続く

 新型コロナウイルスの感染拡大で3か月遅れて6月19日に開幕を迎えたプロ野球。開幕カードとなった3連戦を終え、23日からはいよいよ今季の特徴となる連続6連戦がスタートする。

 特にパ・リーグは8月最終週まで同一カード6連戦という今季特有の日程が続く。9月からは3連戦でカードは替わるようになるものの、10月まで19週連続で6連戦は続く。セ・リーグ6球団は3連戦ずつでカードは変わるものの、8月2週目までは6連戦続き。各球団はこの過密日程をどう戦っていくか、が鍵を握ることになるだろう。

 重要になるのが、選手のコンディション管理だろう。野手と言えども、連戦続きで、120試合全てに出場するのは至難の技。もっとも避けなければならないのは疲労の蓄積から大きな怪我につながり、長期離脱となってしまうこと。頃合いを見て、早めにベンチへ下げたり、スタメンから外すなどして休養を与る必要が出てくるだろう。

 投手陣でもこの点は同様だ。6連戦が続くことで特に中継ぎ陣には大きな負担がかかることになる。ベンチ入り人数が1人増えたとはいえ、例年よりも厳しいシーズンになる。接戦が続けば、勝利の方程式にも負担がかかる。投手陣にも、日によっては全く投げない完全休養日を設ける、などの配慮も必要になるだろう。

 就任して5年間で4度の日本一に輝いているソフトバンクの工藤公康監督でさえ「選手の体調管理は今シーズンが1番難しいんじゃないかと思っています」と語る。19週連続での6連戦、そして同一カード6連戦という変則日程において選手のコンディションの維持、いかにいい状態でプレーさせるか、は大事になる。

 シーズン序盤から勝利を掴むために選手を注ぎ込んでいけば、そのツケは終盤戦に間違いなく響いてくるだろう。そのサジ加減は難しい。もちろん主力を休ませた際に起用する代役の選手たちの力も大事で、選手層の厚さもチームの浮沈のポイントになりそう。選手たちをどう使い、どう休ませるか。この先の12球団の監督たちによる用兵も、シーズンの注目の1つだ。(Full-Count編集部)