かつてミランやローマで活躍した元イタリア代表FWのピエリーノ・プラティ氏(享年73)が逝去したことがわかった。現役時代にローマでチームメートだった元イタリア代表MFのブルーノ・コンティ氏が22日、公式SNSを通じて明かした。 1965年にサ…
かつてミランやローマで活躍した元イタリア代表FWのピエリーノ・プラティ氏(享年73)が逝去したことがわかった。現役時代にローマでチームメートだった元イタリア代表MFのブルーノ・コンティ氏が22日、公式SNSを通じて明かした。
1965年にサレルニターナでプロキャリアをスタートしたプラティ氏は、1966年にミランに加入。サヴォーナへの武者修行を経て1967年からロッソネリの主力ストライカーに定着すると、1967-68シーズンに15ゴールを挙げる活躍をみせ、セリエA得点王と共にスクデット獲得に貢献。
さらに、翌年のUEFAチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)ではアヤックスとの決勝でハットトリックを記録し、ヨーロッパ制覇にも大きく貢献していた。
ミラン在籍時に通算7度のタイトル獲得に貢献した偉大なストライカーは以降、ローマに5シーズン在籍したほか、フィオレンティーナや古巣サヴォーナで活躍した。
また、イタリア代表では1968年から1974年までプレーし、通算14試合7ゴールを記録。1968年の欧州選手権制覇や1970年のメキシコ・ワールドカップでの準優勝に貢献していた。
なお、ここ数年は闘病生活が伝えられていた。