ミランは22日、セリエA第27節でレッチェとのアウェイ戦に臨み、4-1で快勝した。 再開後初戦となったコッパ・イタリア準決勝2ndレグのユベントス戦では退場者を出した中、ゴールレスドローに終わって敗退した8位ミラン(勝ち点36)は、ユベント…
ミランは22日、セリエA第27節でレッチェとのアウェイ戦に臨み、4-1で快勝した。
再開後初戦となったコッパ・イタリア準決勝2ndレグのユベントス戦では退場者を出した中、ゴールレスドローに終わって敗退した8位ミラン(勝ち点36)は、ユベントス戦を出場停止で欠場していたカスティジェホとテオ・エルナンデスが先発となった。
降格圏に沈む18位レッチェ(勝ち点25)に対し、レビッチとボナヴェントゥーラの2トップで臨んだミランは慎重な入りとした中、14分に最初の決定機。右CKからボックス右のボナヴェントゥーラがボレー。だが、GKの守備範囲でセーブされた。
その後、カスティジェホやテオ・エルナンデスがGK強襲のシュートを浴びせたミランが圧力を強めると、26分に先制した、右サイドからのチャルハノールの高速クロスにカスティジェホがダイレクトで合わせてゴールに流し込んだ。
36分にセットプレーの流れからメッカリエッロにネットを揺らされたミランだったが、オフサイドで助かると、ハーフタイムにかけてはゲームをコントロール。40分に負傷したケアーがプレー続行不可能となってガッビアが投入されるアクシデントはあったが、前半を1点リードして終えた。
しかし迎えた後半、52分にガッビアがボックス内でババカルを倒してPKを献上。これをマンコースに決められて試合を振り出しに戻されたミランだったが、55分にすかさず勝ち越す。
チャルハノールのミドルシュートがGKを強襲すると、ルーズボールをボナヴェントゥーラが押し込んだ。さらに3分後、ロングカウンターに転じたミランに3点目。チャルハノールのスルーパスを受けたレビッチが独走し、GKとの一対一を制した。
そして72分、4分前に投入されていたレオンが4点目を挙げる。ボックス右からA・コンティの上げたクロスに頭で合わせた。
終盤にかけてはミランが危なげなく時間を消化。4-1で快勝し、再開後初のリーグ戦を白星で飾っている。