名古屋グランパスと契約を解除し、コリンチャンスへ移籍した元ブラジル代表FWジョーだが、両者の意見は食い違っているようだ。

ジョーはコリンチャンスでキャリアをスタート。2006年1月に海を渡りCSKAモスクワに完全移籍すると、マンチェスター・シティ、エバートン、ガラタサライとヨーロッパでプレー。2011年7月にインテルナシオナルにフリーで加入し母国へ復帰すると、アトレチコ・ミネイロでもプレー。その後はUAEのアル・シャーブ、中国の江蘇蘇寧でプレー。2017年1月にコリンチャンスへ復帰し、2018年1月に名古屋へと完全移籍していた。

名古屋での1年目は明治安田生命J1リーグで33試合に出場し24ゴールを記録。Jリーグ挑戦1年目で得点王に輝くも、2019シーズンは32試合で6ゴールと不発。今シーズンはヒザのケガの影響で公式戦に出場していなかった。

名古屋に先立ってコリンチャンスがジョーの加入を発表。追いかける形で名古屋も移籍を発表したが、その中で「正当な理由により、契約を解除」したとし、「国際サッカー連盟(FIFA)の選手やチーム間係争などを取り扱う紛争解決室に委ねている」と発表していた。

ブラジル『グローボ』によると、この名古屋の主張は違っているとし、ジョーの代理人を務める法律事務所が見解を述べた。

「名古屋グランパスがストライカーであるジョーとの契約を解除。日本のクラブは正当な理由のためと理解しているが、ジョーのキャリアを担当する法律事務所はそうは捉えていない。このパンデミックの最中に行くつかの状況が生まれた。現在、この件はFIFAのDRC(紛争解決室)によって審議され、通知された場合は、選手とスタッフの弁護を行う」

互いに問題となっている詳細は明かしていないものの、契約面で何らかの問題が生じているとみられている。

『グローボ』は、ジョーが受け取るべき金額について、名古屋と話し合っていると指摘。コリンチャンスへの移籍が取り消されることはないものの、両者の争いは続くことになりそうだ。

なお、ジョーはすでにコリンチャンスのリモートトレーニングに参加している。