Jリーグのチェアマンを務める村井満氏が「投げ銭システム」に言及した。 Jリーグは新型コロナウイルスによる2月末からの中断を経て、27日からJ2リーグとJ3リーグ(開幕)を皮切りにリスタート。J1リーグは7月4日から再開する。 Jリーグ各クラ…

Jリーグのチェアマンを務める村井満氏が「投げ銭システム」に言及した。

Jリーグは新型コロナウイルスによる2月末からの中断を経て、27日からJ2リーグとJ3リーグ(開幕)を皮切りにリスタート。J1リーグは7月4日から再開する。

Jリーグ各クラブも調整に力が入るなか、ネット配信した練習試合でファン・サポーターから寄付を募る「投げ銭システム」を導入するクラブが現れている。

22日に開いた臨時合同委員会後のウェブ会見に登場した村井チェアマンは公式戦での「投げ銭システム」導入に関しても問われると、考えを示した。

「私自身の知識や認識に十分でないところもあると思うが、ファン、サポーターの皆さんに視聴しながら関わってもらうこと、良いプレーに激励してもらうというのは考え方として前向きに取り組んでいく余地がある」

「ただ、いくつかの法整備の必要性も感じている。いわゆる資金決済法に抵触しないというはっきりした内容で提供できる必要がある。想定されるリスクをリーグとして提示した上で、クラブに判断をお願いしたいと思う」

「何に対してお金を支払われたのか曖昧な状況だと、資金決算法のグレーなところの余地を残してしまう。あり得ないとは思うが、マネーロンダリングなどに使われる疑いを防ぐようなしっかりとした考え方を整備する必要がある」