インテルを率いるアントニオ・コンテ監督がセリエA再開初戦となるサンプドリア戦に向けて意気込んでいる。『フットボール・イタリア』が伝えている。 新型コロナウイルスの影響による約3カ月間の中断を経て、今週末からセリエAの戦いが再開する。そして、…

インテルを率いるアントニオ・コンテ監督がセリエA再開初戦となるサンプドリア戦に向けて意気込んでいる。『フットボール・イタリア』が伝えている。

新型コロナウイルスの影響による約3カ月間の中断を経て、今週末からセリエAの戦いが再開する。そして、中断前時点で首位ユベントスと勝ち点9差の3位インテルは、セリエ第25節延期分で16位のサンプドリアと対戦する。

すでに13日に行われたナポリとのコッパ・イタリア準決勝2ndレグ(1-1のドロー)で公式戦を戦っているインテルは、約4カ月ぶりのジュゼッペ・メアッツァで久々の白星を目指す。

待望のセリエA再開初戦を控える中、コンテ監督はクラブ公式チャンネル『Inter Channel』で意気込みを語っている。

「我々は心から再開を望んでいる。そっれは普通のことだ」

「トレーニング再開だけでは十分ではない。我々には公式戦、コンペティションが必要なんだ。シーズン終盤戦において最高の結果を手にすべく全員がハードワークし、準備を整えてきた」

「まず、我々がすべきことはサンプドリア戦で勝利を収めることだ。それが(ユベントスとの勝ち点差を)6ポイントにし、今後の戦いに可能性を残すことを意味する」

「我々はフィジカル面、戦術面において非常に激しく熱心に取り組んできた。もちろん、我々は上位チームに比べ、ミスを犯す余裕はない。しかし、我々には成功を収めるための情熱やハードワークの精神、強い野心がある。したがって、自分たちに自信を持っている。すべての面で成長を感じてもいる」

また、イタリア人指揮官は今冬にトッテナムから加入したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンについても言及。加入当初はコンディションの問題や新たな戦術への適応に苦戦していたものの、直近のナポリ戦では[3-4-1-2]のトップ下の位置で1ゴールを記録するなど、今後のフィットを予感させるパフォーマンスを見せている。

「エリクセンは現在、完全に我々のスタイルに馴染んできている。同時に我々は個々のプレーヤーの特長を最大限生かすため、ゲームの状況を見極めている」