現地時間20日にロペスと対戦のナバレッテが“モンスター”を絶賛 ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテは、20日(日本時間21日)にメキシコシティで行われるウリエル・ロペス(ともにメキシコ)とのフェザー級10回戦…

現地時間20日にロペスと対戦のナバレッテが“モンスター”を絶賛

 ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテは、20日(日本時間21日)にメキシコシティで行われるウリエル・ロペス(ともにメキシコ)とのフェザー級10回戦に登場する。ナバレッテは常々対戦を熱望しているWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)について「モンスターの異名通り。最も完璧なファイターの1人」と絶賛しているようだ。米国のスペイン語専門スポーツチャンネル「TUDN」が報じている。

 同メディアは、ナバレッテが米放送局「FOXスポーツ」に語った内容を引用しながら記事を掲載。1年半で7試合目という驚異的なハイペースで試合をこなしているナバレッテは、井上へ絶大な評価を与えているようだ。

「彼を定義できる言葉はもちろん1つしかない。それは彼のニックネーム。モンスターだ。個人的には彼は最も完璧なファイターの1人なんだ」

 スペイン語圏では「Monstruo(モンスター)」の異名で知られる井上。馬車馬のように稼働する鉄人チャンプもモンスターの実力をこう絶賛していたという。

「彼と戦うことは喜びだ。イノウエ以上に興味深い挑戦など存在しないだろう。彼の功績は多大な称賛に値する。私のリストには存在することになるだろう」

ナバレッテの今後3~5年間の目標「あと2階級制覇したい」

 体格的にスーパーバンタム級に留まる難しさを常に公言していたメキシカンだが、今回のフェザー級10回戦でバンタム級の井上とは2階級の差が生まれることになる。

「彼らと私の階級の違いで、間違いなく対戦はかなり困難だが、イノウエとの戦いに私は躊躇なくイエスと言うだろう。自分はあと2階級制覇したい。それが3年から5年の間の目標だ。3階級制覇王者になる」

 スーパーバンタム級を足掛かりに3階級制覇を目指すと公言したナバレッテ。敬愛の情を示したモンスターとリング上で拳を交える日は来るのだろうか。(THE ANSWER編集部)