マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督がスペイン代表GKダビド・デ・ヘアを擁護した。イギリス『BT sport』が報じている。 ユナイテッドは19日に敵地で行われたプレミアリーグ第30節でトッテナムと対戦。後半の…
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督がスペイン代表GKダビド・デ・ヘアを擁護した。イギリス『BT sport』が報じている。
ユナイテッドは19日に敵地で行われたプレミアリーグ第30節でトッテナムと対戦。後半の反撃で引き分けに持ち込み、アウェイで最低限の勝点1を獲得した。しかし、ユナイテッドのOBであり、元アイルランド代表MFのロイ・キーン氏はイギリス『スカイ・スポーツ』で27分の失点シーンを巡り、守備陣を酷評した。
そのなかで、オランダ代表FWステーフェン・ベルフワインが放ったほぼ正面のシュートを弾き切れなかったデ・ヘアに対しては「私であれば、ハーフタイムにパンチを見舞ったはずだ」と糾弾。しかし、キーン氏と現役時代の同僚でもあるスールシャール監督は擁護の姿勢を示している。
「彼らが手にした1stチャンスで先制点を許してしまったのはがっかりだった。でも、本当にすごいシュートで、ボールもよく動いてもいた。ロイは素晴らしいMFで、私の友人でもあるが、私でも彼を止められない。ダビドも気落ちしているが、ブレ球だった。チーム自体の反応は良くて、彼自身も5分後にファインセーブで救ってくれた」
サー・サレックス・ファーガソン元監督から能力を買われ、以降の9シーズンでユナイテッドの守護神を担い続けるデ・ヘア。ミスの増加からレンタル先のシェフィールド・ユナイテッドで台頭著しいイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンとの守護神交代論も挙がっているが、そうした声をかき消せるか。