エイバルは20日、ラ・リーガ第30節でヘタフェと対戦し、1-1で引き分けた。エイバルの乾貴士はフル出場した。 再開後の2試合も含めて、リーグ戦ここ9試合でわずか1勝のエイバル。再開初戦はレアル・マドリーに敗れ、前節のビルバオとの自治州ダービ…

エイバルは20日、ラ・リーガ第30節でヘタフェと対戦し、1-1で引き分けた。エイバルの乾貴士はフル出場した。

再開後の2試合も含めて、リーグ戦ここ9試合でわずか1勝のエイバル。再開初戦はレアル・マドリーに敗れ、前節のビルバオとの自治州ダービーは2-2のドローに終わっていた。

乾が2試合ぶりの先発出場となった今節。互いにチャンスを作り出せないまま時間が進んでいく。試合が動いたのは30分。ヘタフェが左サイドから上げたクロスをアンヘルが折り返すと、ゴール前に詰めていたエテボがダイレクトで流し込んで、ホームチームが先制した。

この得点シーンを除けばほぼ見せ場のない前半だったが、アディショナルタイムにエイバルがボックス手前でFKを獲得。ホセ・アンヘルが直接狙ったシュートは壁に阻まれるも、自らこぼれ球を拾ってクロスを供給。これをセルジ・エンリクが頭で折り返し、最後はシャルレスが押し込んで同点に追いついた。

ポゼッションもシュート数もほぼ互角で一進一退の攻防を展開する両チーム。5人に拡張された交代枠を使い切るヘタフェに対し、2人の交代にとどめるエイバルは86分、敵陣右サイドでFKを獲得すると、ボールは一旦は逆サイドに流れるものの、ポルティージョが右足でクロスを供給。これをゴール前に残っていたDFビガスが頭で流し込んだのだが、VARの結果オフサイドの判定に。

試合はそのまま動くことなく終了。エイバルは再開から3試合白星なしとなった。