サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回は元オランダ代表FWアリエン・ロッベン氏がバイエルン時代に決めたゴールだ。

2009年夏から現役を引退した昨年までバイエルンでプレーしたロッベン氏。負傷に悩まされながらも公式戦通算307試合143ゴール101アシストと見事な功績を残し、7度のブンデスリーガ制覇やチャンピオンズリーグ優勝に貢献した。

ロッベン氏と言えば、なんといってもドリブルと圧巻のスピードが大きな武器となっていたが、2010年3月24日に行われたシャルケとのDFBポカール準決勝では、電光石火のゴールを決めている。

0-0で迎えた延長後半7分、このままPK戦へともつれ込むかと思われたがロッベンのプレーに一気に湧き上がる。

GKヨルク・ブットが投げたボールをロッベンがハーフウェイライン付近の右サイドで受け取ると、そこから一気に前へ。タッチライン際を疾走していったロッベンは、マークに来たシャルケの選手3人を次々とかわし、得意のシュートフェイントでボックス中央まで侵入すると、左足でファーポストに蹴り込み、後の同僚となるGKマヌエル・ノイアーの牙城を破った。

延長後半とは思えない爆発的なスピードはロッベンの真骨頂。まさに誰にも止められない見事なゴールだった。