ミッドウィークに行われた前節ではバイエルンが8連覇を達成し、最下位パーダーボルンの降格が決まった。チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いではレバークーゼンとボルシアMGが揃って勝利し、順位に変動はなかった。そして残留争いではデュッセルドルフ…

ミッドウィークに行われた前節ではバイエルンが8連覇を達成し、最下位パーダーボルンの降格が決まった。チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いではレバークーゼンとボルシアMGが揃って勝利し、順位に変動はなかった。そして残留争いではデュッセルドルフがライプツィヒ相手に劇的な引き分けに持ち込み、バイエルンに惜敗したブレーメンに1ポイント差を付けた。迎える第33節は土曜一斉開催となる。

まずはCL出場権争いから。ケルンに快勝して4位を死守したレバークーゼン(勝ち点60)は、11位ヘルタ・ベルリン(勝ち点38)とのアウェイ戦に臨む。ケルン戦ではMFハフェルツが1ゴール1アシストとさすがの活躍を披露。残り2試合、チームをCL権獲得へ導けるかに注目だ。

対するボルシアMGはFWテュラムとFWプレアのダブルエースを欠いた中、MFホフマンの2発でヴォルフスブルクとの上位対決を快勝した。降格の決まった今節パーダーボルン戦では引き続き両エースは負傷により欠場することになるが、ヴォルフスブルク戦でゴールを決めたホフマンとMFシュティンドル、そして復帰したFWエンボロら代役のアタッカーたちに期待が懸かる。

2位ドルトムントと3位ライプツィヒの上位対決ではドルトムントのCL出場権獲得が決まっているため、ライプツィヒに注目が集まる。3ポイント差でレバークーゼン、4ポイント差でボルシアMGが追ってきているだけに、モチベーションのないドルトムント相手に勝ち点3を加え、最終節を前にCL出場権獲得を決めておきたい。

残留争いではFW大迫の17位ブレーメン(勝ち点28)が15位マインツ(勝ち点34)との残留争いに臨む。ブレーメンとしては2連勝してもマインツとの得失点差を考慮すると、入れ替え戦の16位が精いっぱいのところ。勝利で残留が確定する相手に対し、何とか勝ち点3をもぎ取りたい。バイエルン戦で惜しいヘディングシュートを放った大迫には今季6ゴール目を期待だ。

そして前節も先制点をアシストしたMF鎌田の9位フランクフルト(勝ち点41)は、13位ケルン(勝ち点35)とのアウェイ戦に臨む。毎試合のようにゴールに絡むプレーを発揮できている鎌田としては残り2試合でチームをどこまで押し上げられるかに注目だ。

◆ブンデスリーガ第33節

6/20(土)

《22:30》

パーダーボルンvsボルシアMG

デュッセルドルフvsアウグスブルク

シャルケvsヴォルフスブルク

バイエルンvsフライブルク

ケルンvsフランクフルト

ヘルタ・ベルリンvsレバークーゼン

マインツvsブレーメン

ホッフェンハイムvsウニオン・ベルリン

ライプツィヒvsドルトムント