リバプールのユルゲン・クロップ監督が日本代表FW南野拓実に対して、再開後の活躍を期待した。クラブ公式サイトが伝えている。 南野は今年1月、ザルツブルクから加入。ここまで公式戦7試合に出場してノーゴールとインパクトを残せずにいる。そのなかで…

リバプールのユルゲン・クロップ監督が日本代表FW南野拓実に対して、再開後の活躍を期待した。クラブ公式サイトが伝えている。

南野は今年1月、ザルツブルクから加入。ここまで公式戦7試合に出場してノーゴールとインパクトを残せずにいる。そのなかで、プレミアリーグは新型コロナウイルスの影響で3月中旬から中断。17日にようやく再開にこぎつけた。

クロップ監督は長期の中断期間が新天地でもがく南野にとって、有益なものになったと考えているようだ。21日に敵地で行われるプレミアリーグ第30節のエバートン戦に向けた会見で、南野について訊かれると、こう語っている。

「新しい選手が入ってくるとき、我々の場合は特にそうだが、『最初の2、3、4カ月で判断なんてしないから来てくれ』と言うものさ。しかし、公の場だと最初から判断され、我々はその都度、理由の説明が求められる」

「どんな理由にせよ、時間はあればあるほど良い。リバプールがトレーニングに戻ってからの4週間は私がこのチームの監督になってから最も長いプレシーズンだった。その間に全員が揃っているのも大きな違いになる」

「通常、全員が揃うのは1週間ほどしかなく、昨年だってサディオ(・マネ)が戻ってきてから1週間もなかったと思う。若手にも役だったんじゃないかな。タキにとっても、この期間は100%の助けになったはずさ」

「最初の3週間は言語面で居心地の良さを100%感じられずにいるなかで、みんなを喜ばせようとしたり、我々が言うことを全部こなそうとしたりしていたが、今の彼は本当に変わった印象を受ける」

「より時間をかけたことで、彼はもうチームに馴染めているよ。良かった。彼にとって、助けになったはずさ」