フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、テニスの世界ランキングトップ50内で最年少の19歳。だが彼はすでに、次の世代を担う子供たちへのお手本として活動を始めている【動画】オジェ アリアシ…

フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、テニスの世界ランキングトップ50内で最年少の19歳。だが彼はすでに、次の世代を担う子供たちへのお手本として活動を始めている【動画】オジェ アリアシムの2019年の活躍のまとめ動画

2月にオジェ アリアシムは、父親の出身地であるアフリカのトーゴ共和国での子供たちの保護と教育推進のためのEduChangeというプログラムに、今シーズンの間1ポイント取る毎に5ドル(約534円)を寄付すると発表。

そして先日、「アフリカの子供たちのためのインターナショナル・デー」という動画の中で、2019年に得たポイントも数えていることを明かした。

「去年得たポイントの分も今年寄付するよ。今日で3,000ポイントを少し超えたんだ。もっと多くポイントを取って、僕と家族がプロジェクトにさらにたくさんのサポートをするためにも、ツアーが再開される日が待ちきれないよ」

現在世界20位の彼は、子供たちをサポートすることが世界の将来を良くするためにとても重要で、自分がその一役を担っていると信じている。

「スポーツと学校は、子供たちの価値観を育てる役に立つ。教育をサポートすることは、将来のリーダーを育てることに繋がるんだ。次の世代の子供たちに対して、いいお手本となりたい。周りの人々が学校へ行き、スポーツをする姿を見れば、モチベーションになる。ポジティブなモチベーションだ」

オジェ アリアシムは、自分が子供たちをサポートできる立場になれたら、きっとそうしようとずっと思ってきた。

「できるだけたくさんの子供たちにチャンスをあげたい。学校へ行くチャンスを、スポーツをするチャンスを」とオジェ アリアシム。「これは僕にとって、人生の基本なんだ。そして世界に広げていきたい。僕が最初にサポートとエネルギーを送りたいと思ったのはトーゴ共和国だったんだ」

※為替レートは2020年6月19日現在

※写真は2020年「ATP500ロッテルダム」でのオジェ アリアシム

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)

翻訳ニュース/ATPTour.com