トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が次の移籍市場に関して、改めて言及した。イギリス『BBC』が伝えている。 今季に臨むにあたり、昨夏の移籍市場で1億ポンド(現レートで約132億3000万円)以上を費やしたトッテナム。モウリーニョ監督…
トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が次の移籍市場に関して、改めて言及した。イギリス『BBC』が伝えている。
今季に臨むにあたり、昨夏の移籍市場で1億ポンド(現レートで約132億3000万円)以上を費やしたトッテナム。モウリーニョ監督は昨年11月に前任のマウリシオ・ポチェッティーノ監督からバトンを受け、チームの再建に着手している。
しかし、ポルトガル人指揮官は今夏において、モロッコ代表MFハキム・ジイェフやドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの獲得で際立つチェルシーや今年1月に来季にも繋がる補強を敢行したマンチェスター・ユナイテッドと異なる動きを見込んでいるようだ。
モウリーニョ監督は19日に行われるプレミアリーグ第30節のマンチェスター・ユナイテッド戦前会見に出席。先月末にも語った今夏の移籍動向にも触れると、新型コロナウイルスによる財政圧迫もあり、派手な立ち回りが際立つプレミアリーグ勢と“同じ舞台に立たない”と述べ、独自路線を突き進む姿勢を示した。
「トッテナムというチームはいつだって非常にバランスの取れたチームだと思っている。他クラブをみると、すでに移籍市場で投資に動いている例があり、大きな取引の動きもある。我々はまだシーズン終了まで9試合も残しているというのにね」
「我々と全く違うことをしようとしているクラブと同じ舞台、同じ世界にいられないのは理解している。しかし、何もせず、現状に満足しているかと訊かかれば、その答えはノーだ」
「私はいくつかの重要な補強を期待している。スカッドで改善すべき2つ、3つのポジションの補強にクラブが着手してくれるのならば、私はタイトル挑戦に完全にオープンだ。上層部やオーナーを完全に支持している。我々は自分たちがやれる方法で補強していくつもり。問題ない」