[記事提供:あんしん漢方] 健康のために運動をしたいけれど、気温が高いとどうしてもすぐにバテてしまう…と悩んでいらっしゃ…
[記事提供:あんしん漢方]
健康のために運動をしたいけれど、気温が高いとどうしてもすぐにバテてしまう…と悩んでいらっしゃいませんか?
夏バテ防止には、食事や普段の生活習慣が大切ですが、実は漢方薬も有効なんですよ。効率よく運動できる体質を手に入れるためにおすすめの漢方薬の活用方法をお伝えしますね。
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<この記事を書いた人>
健康スポーツ医/漢方医/精神科医 木村好珠

渋谷金王坂クリニック非常勤医、一般社団法人国際統合治療協会理事
医学部在学中より東洋医学を学び、精神科と東洋医学科が充実している慶應大学病院での勤務を経て、西洋薬の即効性等と漢方薬の根本的な治療をバランスよく使い分ける事を信条とする。
渋谷の漢方内科で非常勤医として勤務する傍ら、テレビや雑誌、インターネットテレビ、Webメディアなどで、精神疾患、心理学、生活習慣病など様々なテーマを精神科医・漢方医の立場で解説も行う。
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1.気温が高いと体力がもたなくなるのはなぜ?

私たちの体は、常に一定の温度に体内を保とうとする作用を持っています。
高温多湿の環境下であっても、体は自分の体温を保とうとするため、余計に体力を消耗します。また、じめじめとした多湿のところでは、発汗作用がうまく働きにくく、体内に熱がこもりやすい状態にあるため余計に体力が必要になります。
さらに、夏は建物や移動中冷房が強めに入っていることが多く、屋外から入ると、急激な温度の変化に対し、体が順応するのが難しいため、自律神経の乱れを引き起こしやすくなります。そうすることで、さらに発汗作用などにも影響し、体力が消耗されていきます。
2.マスクを着用して運動すると熱中症の危険が上がる
夏は、脱水状態になりやすく、熱中症対策は必須です。
特に、コロナの影響でマスクをして運動する人を見かけますが、マスクをしていると口腔内の渇きに気がつきにくくなるため、注意が必要です。熱中症の主な症状としては、体温の上昇、めまいやほてり、吐き気、放置しておくと、けいれんや意識障害にもつながります。また、脱水により、足がつりやすくなったり、自律神経の乱れによる胃腸障害も起こりやすくなります。
3.夏バテ対策には良い睡眠と食事で水分代謝を高めることがおすすめ

まずはしっかりと睡眠をとること。ただし、一晩中冷房をつけていると、体を冷やしすぎるのでタイマーなどをうまく使って調節しましょう。
食事は、余分な熱を冷まして、水分代謝を良くする食材をとることが重要です。
また夏バテだから栄養を取らないと、とスタミナ料理ばかり摂取すると、お疲れモードの胃腸にさらに負担をかけることになります。食材として適しているのは、ネギ、紫蘇、セロリ、ひじきやゴーヤなどがオススメです。また、バナナには体を冷ましてくれる作用があり、利尿作用に必要なカリウムが豊富、さらに栄養価も高いので、ぜひ摂取してみてください。
夏は冷房が効きすぎているところが多いですが、あまりにも急激な温度変化は体にかなり負担がかかります。ですので、羽織ものを1枚用意しておくなど、「寒さ」対策も心がけましょう。
4.夏バテ予防には飲むだけで効く漢方薬も有効

夏バテの状態は、東洋医学で気と言われる生命エネルギーが不足している状態です。ですので、基本的には気を補ってくれる漢方を使います。
①清暑益気湯
字のごとく、暑さを清め、気を益す作用がある漢方です。夏バテで口渇や尿量減少など脱水傾向にある人にオススメの漢方です。疲労感を補う人参や乾燥を防ぐ当帰や水はけを良くし、胃腸を助ける朮も含まれているので、食欲がわかない、といった人にも対応します。生脈散と呼ばれる人参、麦門冬湯、五味子の3つの生薬の組み合わせは、発汗後の脱水症状を軽減してくれる作用があります。
②補中益気湯
これも、気を補ってくれる漢方です。補中益気湯には、升麻と柴胡が含まれ、升提作用があると言われています。これは、「持ち上げてくれる」作用で、落ちていた気を上げてくれる作用のことです。なので、さらにだるさがある、筋肉もだらんと落ちていっているような感覚の人には是非オススメしたい漢方です。
③六君子湯
これも補気剤と呼ばれる気を補う漢方の一つですが、茯苓と半夏という生薬が入ることにより、他の漢方に比べ、吐き気や胃もたれなどの胃腸症状がある人にオススメの漢方です。夏だけでなくとも、普段からあまり胃腸が強くないという人には良く処方する漢方の一つです。
5.漢方薬のメリットとは?

さて、今回ご紹介した漢方薬は、夏バテに有効なものでしたが、疲れやすい、イライラしやすい、痩せにくい、頭痛持ちである、胃がすぐに痛くなる、などの症状を、体質から根本的に改善したいときにも、漢方薬は効果的です。
症状を和らげるだけの対症療法ではなく、体質自体の改善に働きかけるため、根本的な解決につながるのが利点です。同じ症状を繰り返したくない方に向いてますよ。
食事や運動に気を遣っていてもなかなか改善しない、という場合は、医薬品として効果が認められた漢方の力を借りて、体質から改善するのが有効です。毎日飲むだけで効果を実感できるので、手間なく気軽に継続できるのも大きなメリットです。
ただし、漢方薬を選ぶ際には自分の体質に合ったものを選ぶ事が大切です。体質に合っていない場合は、効果が出にくかったり、逆に副作用が出ることもあります。購入時にはできる限り漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談ください。
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6.今日バテているかも?と思ったら無理に運動を続けるのは厳禁!

適度な運動をすることは大事ですが、なんとなくだるかったり、あまり食欲がない時など、夏バテの症状があるときは、無理に運動するのは大変危険です。だるさを感じた時は、水分と塩分をしっかり補給し、涼しいところで安静にしてください。めまいがひどかったり、自分で水分が取れない場合は、速やかに病院を受診してください。
7.まとめ
外出自粛のため、ジムなどの室内での運動は控えている方も多い時期です。暑い中、体調が優れないのに無理に外で運動をすると、熱中症の原因になってしまいます。
水分補給と規則正しい生活を心がけ、安全に運動できるような体づくりをしていきましょう!
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