アーセナルのブラジル代表DFダビド・ルイスはミケル・アルテタ監督からの信頼を失っていないようだ。イギリス『ガーディアン』が報じた。 D・ルイスは新型コロナウイルスによる延期後の再開初戦、17日に敵地で行われたプレミアリーグ第28節延期分のマ…

アーセナルのブラジル代表DFダビド・ルイスはミケル・アルテタ監督からの信頼を失っていないようだ。イギリス『ガーディアン』が報じた。

D・ルイスは新型コロナウイルスによる延期後の再開初戦、17日に敵地で行われたプレミアリーグ第28節延期分のマンチェスター・シティ戦でベンチスタート。負傷のスペイン人DFパブロ・マリに代わり、24分からピッチに立った。

しかし、前半終了間際に自らのクリアミスから失点に絡むと、後半開始早々にボックス内で相手選手を掴み倒して、PKチャンスを献上。さらに、その際のプレーで一発退場も命じられ、0-3の完敗劇に大きく加担してしまった。

今月末に満了する契約を巡り、去就が注目されるなかで、大荒れのプレーでも悪評を集めたD・ルイス。アルテタ監督は20日に行われる第30節のブライトン戦前会見で「シティ戦がアーセナルでのラストマッチだったか?」との問いにこう返答した。

「私は知らない。彼は非常にオープンな性格で、リーダー気質もある。全員の前で話をするだろうとも思っていた。彼の言葉を聞いたと思うが、我々に対しても率直に話をしてくれた」

「そういう彼の姿勢は私が価値を感じる部分で、好きなところだ。彼にもフェアでなければ。個人的には全力で彼を守りたい。彼を信じているからだ。彼のキャリアがそれを物語っている」

ただ、「我々の財政状況を忘れるわけにもいかない。新型コロナウイルスはあらゆるクラブの打撃となり、これからの財政全般に影響が出てくるだろう」とも発言。「大きな決断を下さなければ」と続け、D・ルイス放出の可能性を否定しなかった。