スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―羽生結弦の衣装に称賛の声 新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに嘆くフ…
スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―羽生結弦の衣装に称賛の声
新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回はフィギュアスケートの羽生結弦(ANA)だ。米国のデザイナーであるニック・べリオス氏は、昨年10月スケートカナダのフリーで羽生が着た衣装について「まさにオートクチュールのようなデザインを生み出している」と称賛していた。
王者がまとう衣装は専門家も魅了していた。定期的に世界のフィギュア選手の衣装を評論し、フィギュアファンにも知られるベレオス氏。様々なコスチュームが氷上を彩る新シーズン、自身のブログで直近の大会に出場した選手をピックアップし、ショートプログラム(SP)、フリーに分けて批評を展開していた。
羽生について取り上げた項目ではフリーを高く評価した。昨季に続き「オリジン」を演じるプログラム。寸評では「ユヅル・ハニュウがまとう素晴らしいコスチューム」といきなり高く評価した。「パープルの絶妙な濃淡に美しくカーブしたゴールドのラインストーンのデザイン、ソリッド感と透明感の配置、3D効果を生み出す刺繍……」とポイントを挙げた。
その上で「全てのディティールが、まさにオートクチュールのようなデザインを生み出している。オートクチュールのようなスケーターにぴったりだ」と称賛。スケートカナダは圧巻の演技で同大会初優勝を飾ったが、美しき演技を彩る美しき衣装もまた海外から高い評価を受けていた。(THE ANSWER編集部)