セルタは18日、セビージャから元スペイン代表FWノリート(33)がフリートランスファーで加入することを発表した。 同選手はセビージャの許可を得て18日にメディカルチェックを受診した後、正式にセルタの一員となる。 2010年にバルセロナでラ・…
セルタは18日、セビージャから元スペイン代表FWノリート(33)がフリートランスファーで加入することを発表した。
同選手はセビージャの許可を得て18日にメディカルチェックを受診した後、正式にセルタの一員となる。
2010年にバルセロナでラ・リーガデビューを飾ったノリートは、ベンフィカ、セルタ、マンチェスター・シティを渡り歩き、2017年にセビージャへ完全移籍。
加入初年度は主力として活躍したが、昨シーズンに腓骨骨折で長期離脱を強いられると、以降は序列が低下。今シーズンはここまで公式戦20試合5ゴール3アシストの数字を残していた。
なお、ノリートとセビージャの現行契約は今月末となっており、通常であれば、公式戦でのプレー許可が下りるのは来シーズンからとなる。
しかし、セルタはスペイン人GKセルヒオ・アルバレスが半月板損傷の重傷を負っており、5カ月以上の離脱者が出た場合に限り、移籍市場閉幕後もスペイン国内クラブからか、あるいは無所属の選手を獲得できるという“特例”規定により、今シーズンの残り試合での起用が可能だ。
そのため、ノリートは21日に予定されるラ・リーガ第30節、アラベス戦で4年ぶりにバライドスのピッチに立つことになりそうだ。
2013年から2016年までの在籍3年間で公式戦103試合39ゴール23アシストの数字を残していた元スペイン代表FWは、降格圏と勝ち点2差の17位に低迷するガリシアの名門の救世主となれるか。