イギリスの大人気ロックバンド「オアシス」の元ボーカル、リアム・ギャラガー氏が、再開したプレミアリーグについて不満をぶちまけている。 兄のノエル・ギャラガー氏と揃ってマンチェスター・シティの熱狂的なファンとして知られるギャラガー氏。「オアシス…
イギリスの大人気ロックバンド「オアシス」の元ボーカル、リアム・ギャラガー氏が、再開したプレミアリーグについて不満をぶちまけている。
兄のノエル・ギャラガー氏と揃ってマンチェスター・シティの熱狂的なファンとして知られるギャラガー氏。「オアシス」は2009年に兄弟間の確執から解散しているものの、世界中を席巻したロックスターとしての気質は衰えることなく、その歯に衣着せぬ言動は今でも度々世間を騒がせている。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で、プレミアリーグは3月から中断されており、一時は今シーズンが無効にすることも検討されていたが、6月17日についに再開。ギャラガー氏の応援するマンチェスター・シティはアーセナルと対戦し、3-0と完勝を収めていた。
しかし、ギャラガー氏は無観客試合という異様な状況でリーグを再開することをあまり良く思っていなかった模様。シティの試合のキックオフ直前に自身のツイッター(@liamgallagher)で不満をぶちまけていた。
「こんなの完全にクソだ。こんなシーズン無効にしろ。スカウサー(リバプール出身の人の呼称)が300年間もリーグを優勝していないからってバカげてる」
リバプールの30年ぶりのリーグ優勝、そしてクラブ史上初のプレミア優勝がかかったシーズンだったことが、本来なら中止・無効になるべきだったシーズンを再開させたとの主張を展開したギャラガー氏。プレミアリーグがリバプールに気を遣って中止の判断を取らなかったとは考えにくいが、仮にマンチェスター・シティが現在のリバプールのようにリーグを独走していたとすれば、もっと早い段階でリーグ中止の判断が下されたとする意見も実際に多い。
ちなみにこのギャラガー氏のツイートには「Stop crying your heart out(そんなに泣かなくてもいいんだぜ)」と「オアシス」のヒット曲の名前を用いた上手い返しを始め、シティの本拠地エティハド・スタジアムは普段から空席が多いことから「(無観客試合でも)ここ300年で一番エティハドが盛り上がってるだろ、何の文句があるんだ」など、リバプールファンから様々な反撃をくらっている。