ユベントスを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、敗戦に終わったナポリ戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ユベントスは17日、コッパ・イタリア決勝でナポリと対戦した。GKジャンルイジ・ブッフォン、GKアレックス・メレトと2…
ユベントスを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、敗戦に終わったナポリ戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
ユベントスは17日、コッパ・イタリア決勝でナポリと対戦した。GKジャンルイジ・ブッフォン、GKアレックス・メレトと2人のイタリア人GKが鎬を削った白熱の一戦は、0-0のスコアで90分間の戦いを終了。その後、行われたPK戦ではナポリが4人全員が成功したのに対して、ユベントスは1人目のFWパウロ・ディバラ、2人目のDFダニーロが失敗し、最終的に2-4で敗戦となった。
今年1月に行われたスーペル・コッパに続く決勝戦での敗退により、またしても国内での監督キャリア初タイトルを逃したサッリ監督は試合後、イタリア『RAI Sport』で失望を口にしている。
また、10人のミラン相手に引き分けた準決勝2ndレグに続く2試合連続無得点となった攻撃に関しては、個々の“鋭さ”の欠如を指摘している。
「クラブ、プレーヤー、ファンにとって失望の結果だ。しかし、鋭さを欠く現状においてはこれ以上のことはできなかった」
「我々は数人のプレーヤーを欠き、普段とは異なる選択をせざるを得なかった。我々のフィットネスレベルはベストとは程遠いものだからだ」
「我々はボールをうまく保持していたが、それを得点チャンスに繋げるための鋭さを欠いていた」
「我々は個々のマッチアップにおいて相手守備を突破するという場面で苦戦を強いられた。我々は通常、そういった局面を個で打開することを前提に構築されているチームだ」
「ただ、自分たちが決意を欠いたとは思わない。90分間に渡って集中を保っていた。それは決意なしにはできないことだ。問題は個々のところにあったと思っている」
なお、勝ち点1差の2位ラツィオと共に熾烈なスクデット争いに身を置くユベントスは、22日に行われる第27節ボローニャ戦をもってセリエAの戦いを再開する。