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 東京ドームから徒歩1分という好立地にある『MLB café TOKYO 東京ドームシティ店』(以下、MLB café TOKYO)。野球が開催されている日はもちろん、野球の開催がなくても賑わっていることが多い。

【お仕事中のHarukaさん】

 そこで働くホールスタッフたちは店名のとおり、MLB各球団のユニフォームを着用しその空気感を演出している。ドジャースのエースであるクレイトン・カーショーのユニフォームに身を包んだHarukaさんもそのひとり。

アメリカはロサンゼルスで暮らしていた経験もあり、MLBはもちろん野球好き。そんな彼女にここでのお仕事について話を聞いてみた。なぜ、数ある仕事からMLB café TOKYOを選んだのだろうか。

「野球が好きだったのもあるんですけど、英語が使えるお仕事(アルバイト)を探していたんです。接客が好きというのもあって、飲食店を見ていました。最初に面接を受けて採用になったので他では面接を受けていません」

MLB café TOKYOは東京ドームの横という立地、またMLB公認のレストランということもあり、海外からのお客様も多い。そのため英語が必要な場面もあるのだ。

まさにHarukaさんにとってうってつけ。アメリカ暮らしで培った英語が使えるお仕事、かつ自身の好きな野球がマッチしたのである。しかも一発一中。運命に導かれたのかもしれない。

【笑顔で接客するHarukaさん】

 英語ができるのは武器になる。Harukaさんがアルバイトしているなかで嬉しかったことを聞いてみた。

「アメリカから旅行で来られたお客様の対応をしたときに、『外観がアメリカっぽくて、親近感が湧いたから入ったのだけど、自分のわかる英語で注文できてよかったわ』ってお褒めの言葉を頂いたのは嬉しかったです」

慣れない海外旅行。そのなかで食事は、ほっと一息つく安らげる場所のひとつだということは容易に想像がつく。その注文を母国語でできる安心感は計り知れない。Harukaさんの英語でお客様もほっとしたに違いない。

ここで同店を切り盛りする伊藤岳義店長から貴重な情報を得た。

「(Harukaさんは)お褒めの言葉をもらうことが多いんですよね。日本人のお客様からもいただくので、英語ができるからとかではなく、接客を認められているのだと思います」

Harukaさんが醸し出す雰囲気にお客様も惹かれているのだろう。インタビューの受け答えでもそれは感じさせてくれた。

【伊藤岳義店長と話をするHarukaさん】

Harukaさんが接客してきたなかで、どういったお客様が多かったのだろうか。店名から察するにMLBファンが多いようなイメージはある。しかし、そんなことはないという。

「もちろんMLBファンの方もいらっしゃいますが、野球に興味がない方もたくさんいらっしゃいます。グループで賑やかに楽しむ方もおひとりの方もいますね。なにも知らずに『レストランだから』と入ったお客様が、ここで初めて大谷選手を見て好きになる方もいらっしゃるようです」

野球ファンでなくとも、そしてひとりでも入りやすいのは心強い。Harukaさんをはじめとしたホールスタッフの方が、笑顔いっぱいの接客をしてくれるはずだ。

【笑顔を見せるHarukaさん】

 そんなHarukaさんにメッセージを頂戴した。

「アメリカで野球を見てその世界観に惹かれました。その雰囲気を少しでも味わってもらえればと思います」

「野球が好き」ではなく「野球の世界観が好き」とはなかなか言えない。心の底から野球が好きなのだろう。やりたかった「英語を使う仕事」、好きだった「野球の世界観」のふたつを同時に叶えたHarukaさん。

まさに天職。笑顔いっぱいで働く姿は惹かれるものがある。ぜひ、MLB café TOKYO 東京ドームシティ店に足を運びその接客を堪能してほしい。美味しい料理がより一層引き立つはずだ。

【お仕事中のHarukaさん】

記事:勝田聡