アトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクが新たな記録を打ち立てた。スペイン『マルカ』が伝えている。 アトレティコ・マドリーは17日、ラ・リーガ第29節でオサスナと対戦し、5-0で勝利。リーグ戦4試合ぶりとなる白星を飾っている…

アトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクが新たな記録を打ち立てた。スペイン『マルカ』が伝えている。

アトレティコ・マドリーは17日、ラ・リーガ第29節でオサスナと対戦し、5-0で勝利。リーグ戦4試合ぶりとなる白星を飾っている。

この試合を無失点で終えたオブラクは、今シーズン11回目のクリーンシート(無失点試合)を達成。これが、通算100回目のクリーンシートとなった。

オブラクはこれまで、ラ・リーガで182試合プレーしており、これまでの記録を大きく塗り替えてリーガ史上最速で100試合無失点を達成した選手となった。

これまでの記録は1966年から1980年までバルセロナとアトレティコで活躍したスペイン人GKミゲル・レイナの222試合であり、40試合も更新している。

また、オブラクが叩き出した182試合中100試合での無失点という記録は、出場した試合の54.9%を無失点に抑えるという驚異的な数字を残している。これも今までリーガでプレーしてきた名手たちを大きく上回る数字となっており、レアル・マドリーの守護神であった元スペイン代表GKイケル・カシージャスは、510試合で177試合での無失点を記録しているが、無失点率では34.7%となっている。

リーガ歴代最多無失点試合の記録を持つのは、アスレティック・ビルバオやバルセロナなどで活躍したアンドニ・スビサレタ氏の235回だが、オブラクがこの先どこまで記録を伸ばすのか注目だ。

◆ラ・リーガ歴代最多無失点試合ランキング

1位:アンドニ・スビサレタ/235試合/622試合出場(37.8%)

2位:パコ・ブーヨ/213試合/542試合出場(39.3%)

3位:イケル・カシージャス/177試合/510試合出場(34.7%)

4位:ビクトル・バルデス/173試合/387試合出場(34.7%)

5位:ルイス・アルコナダ/150試合/418試合出場(34.7%)

6位:サンティアゴ・カニサレス/138試合/370試合出場(37.3%)

7位:セサール・サンチェス/123試合/394試合出場(31.2%)

8位:ホセ・フランシスコ・モリーナ/116試合/392試合出場(29.6%)

9位:アルベルト・ロペス/104試合/352試合出場(29.5%)

10位:フアン・カルロス・アブラネド/102試合/325試合出場(31.4%)

10位:ディエゴ・ロペス/102試合/344試合出場(29.7%)

12位:ヤン・オブラク/100試合/308試合出場(32.5%)

12位:フアン・カルロス・ウンスーエ/100試合/182試合出場(54.9%)