アーセナルのミケル・アルテタ監督が、再開初戦となったマンチェスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、約3カ月間中断していたプレミアリーグ。アーセナルにとっての再開初戦…

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、再開初戦となったマンチェスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、約3カ月間中断していたプレミアリーグ。アーセナルにとっての再開初戦は、アルテタ監督がシーズン途中まで所属していたシティとなった。

トップ4入りに向けて勝ちたいアーセナルだったが、試合早々にアクシデント。MFグラニト・ジャカが負傷しMFダニ・セバージョスと急遽投入すると、20分にはDFパブロ・マリも負傷し、DFダビド・ルイスを緊急投入する不測の事態に見舞われた。

その後試合は落ち着きを取り戻したが、前半アディショナルタイムにD・ルイスの軽いプレーからFWラヒーム・スターリングにゴールを許し失点。後半早々には同じく軽い対応で後手を踏んだD・ルイスが、抜け出そうとしたFWリヤド・マフレズをボックス内で倒しPKを与えるとともに、一発退場となり、その後も失点したアーセナルは0-3で初戦を落としていた。

試合後、アルテタ監督は負傷者が続出した前半を悔やむとともに、早く切り替えて次の試合での勝利を目指すと意気込んだ。

「開始1分でグラニト(・ジャカ)を失った時、全てが本当に難しく始まってしまった。最初の30分間は、我々が試合で本当に競争し、彼らを困らせる瞬間があった」

「我々がやったことよりもはるかに優れたアクションを遂行するため、いくつかのオープンな展開があった。我々はゴールを決めることさえできなかった」

「ハーフタイムの直前に個人のミスからゴールを奪われた。その後すぐ、レッドカードとPKによって、このクオリティの高い山を登らなければいけなくなった。10人で45分間プレーするのは本当に難しいことだ」

「できるだけ早く勝利する必要がある。今夜のケガを受け、スターティングイレブンに誰が使えるのかを確認する必要がある」

「選手たちは長い時間10人でプレーしていた。つまり、最初に回復させ、明日はそのことについて考え始めなければいけない」