サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はバルセロナのフランス代表FWウスマ…

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回はバルセロナのフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが決めたゴールだ。

2017年夏に推定移籍金1億500万ユーロ(約124億5000万円)でドルトムントからバルセロナに加入したデンベレ。しかし、度重なる故障による離脱が続き、中々本領発揮とはならない。それでも、ピッチに立った時には、随所でその潜在能力の高さを示している。

2018年12月11日に行われたトッテナムとのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節、すでに決勝トーナメント進出を決めていたバルセロナであったが、デンベレのゴールがカンプ・ノウのサポーターを大いに沸かすこととなる。

前半7分、バルセロナ陣内でボールをキープしようとしていたトッテナムのMFムサ・シソコがヘディングでDFカイル・ウォーカー=ピータースにバックパス。ウォーカー=ピータースのトラップがやや大きくなったところを、デンベレが一気に詰め寄り、ボールを奪い去る。

カウンターのチャンスを得たデンベレは、持ち前のスピードでグングン前へ進むと、一瞬の加速でウォーカー=ピータースを抜き去り、カバーに来たMFハリー・ウィンクスのスライディングも冷静にかわすと、最後は左足でゴールネットを揺らした。

現在はケガで長期離脱中のデンベレだが、ピッチに立てば輝ける才能を持っているだけに、クラブとしては稼働率を上げてもらいたいところだろう。