名古屋グランパスの元ブラジル代表FWジョー(33)が、古巣のコリンチャンスに復帰することが濃厚となった。 ブラジル『グローボ』によると、ジョーはコリンチャンスと2023年12月までの契約を結ぶと報道。16日に合意に達し、数日中に契約を正式に…

名古屋グランパスの元ブラジル代表FWジョー(33)が、古巣のコリンチャンスに復帰することが濃厚となった。

ブラジル『グローボ』によると、ジョーはコリンチャンスと2023年12月までの契約を結ぶと報道。16日に合意に達し、数日中に契約を正式に結ぶことになるという。

ジョーは約2週間前にクラブと合意に至っていたとのことだが、解決する条件がいくつか残っていたとのこと。UAEクラブからのオファーもあったようだが、それは実現しなかったようだ。

16日、コリンチャンスのアンドレ・サンチェス会長がジョー本人と代理人と会談。契約の最終調整を行なったとされている。

ジョーはコリンチャンスでキャリアをスタート。2006年1月に海を渡りCSKAモスクワに完全移籍すると、マンチェスター・シティ、エバートン、ガラタサライとヨーロッパでプレー。2011年7月にインテルナシオナルにフリーで加入し母国へ復帰すると、アトレチコ・ミネイロでもプレー。その後はUAEのアル・シャーブ、中国の江蘇蘇寧でプレー。2017年1月にコリンチャンスへ復帰し、2018年1月に名古屋へと完全移籍していた。

名古屋での1年目は明治安田生命J1リーグで33試合に出場し24ゴールを記録。Jリーグ挑戦1年目で得点王に輝くも、2019シーズンは32試合で6ゴールと不発。今シーズンはヒザのケガの影響で公式戦に出場していなかった。

『グローボ』によれば、昨シーズン途中で指揮官に就任したマッシモ・フィッカデンティ監督の下で重要視されておらず、コリンチャンスはジョーの動向を追い始めたとのこと。また、コリンチャンスは元ブラジル代表FWヴァグネル・ラブが退団したことでストライカーを探しており、思惑が一致したようだ。なお、ジョーは名古屋と契約を解消し、フリーで加入することになるようだ。