バルセロナは16日、ラ・リーガ第29節でレガネスと対戦し、2-0で勝利した。 3日前に行われたマジョルカ戦を4-0と快勝した首位バルセロナ(勝ち点61)が、19位レガネス(勝ち点23)をホームに迎えた一戦。リーグ戦連勝中のバルセロナは、前節…

バルセロナは16日、ラ・リーガ第29節でレガネスと対戦し、2-0で勝利した。

3日前に行われたマジョルカ戦を4-0と快勝した首位バルセロナ(勝ち点61)が、19位レガネス(勝ち点23)をホームに迎えた一戦。リーグ戦連勝中のバルセロナは、前節からスタメンを5人変更。ビダルやF・デ・ヨング、ジョルディ・アルバらに代えてラキティッチやアルトゥール、ラングレらをスタメンで起用。古巣対決となるブラースヴァイトはベンチスタートとなった。

立ち上がりから地力に勝るバルセロナがボールを保持するが、11分にピンチを迎える。ホナタン・シルバのロングパスで左サイドを抜け出したエラソがボックス左から侵入。相手DFのブロックによりボールをロストしたが、浮き球をロケ・メサが頭で右にはたくとフリーのゲレーロがシュート。しかし、これはラングレがゴールライン手前でクリア。14分にも左クロスをファーサイドのゲレーロがダイレクトで合わせたが、角度のない位置からのシュートはゴール左に逸れた。

立て続けのピンチを凌いだバルセロナは、その後もポゼッションでレガネス圧倒。しかし、自陣でしっかりとブロックを形成するレガネスを崩しきれない状況が続く。それでも30分、ボックス右手前でボールを受けたラキティッチのクロスをゴール前に抜け出したグリーズマンが頭で合わせたが、これはゴール右に外れた。

なかなか決定機が作れないバルセロナだったが、42分に17歳の新星がこの嫌な雰囲気を断ち切る。ボックス左でパスを受けたジュニオル・フィルポの粘りから、ボックス中央のアンス・ファティにラストパスが通ると、冷静にシュートをゴール右隅に流し込んだ。

迎えた後半も主導権を握るバルセロナは、59分にアンス・ファティとセルジ・ロベルトを下げてスアレスとネウソン・セメドを投入。さらに63分には、ブスケッツを下げてビダルをピッチに送り出した。

すると64分、バルセロナはメッシのスルーパスから絶妙な抜け出しを見せたN・セメドがボックス右から折り返しを供給。これをゴール前に抜け出したグリーズマンが流し込んだが、VAR判定でN・セメドがわずかにオフサイドラインを越えておりゴールは取り消しとなった。

それでもバルセロナは67分、ドリブルで仕掛けたメッシがボックス内でホナタン・シルバに倒されると、VARの末にPKを獲得。これをメッシがゴール右下に決め、待望の追加点を奪った。

バルセロナは88分にも、ビダルのスルーパスからゴール前に抜け出したリキ・プッチに決定機が訪れるも、これを決めきれず。試合はそのまま2-0で終了。アンス・ファティとメッシにゴールで完勝したバルセロナが、約3カ月ぶりのカンプ・ノウでリーグ3連勝を飾った。