スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―羽生とトルソワの4T共演に反響 新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに…

スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―羽生とトルソワの4T共演に反響

 新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回はフィギュアスケートの羽生結弦(ANA)とアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)の“4回転シンクロ共演”だ。昨年10月、4回転トウループを一緒に跳んだ動画をトルソワがSNSで公開すると、海外ファンから感動の声があがっていた。

 圧巻の“4T共演”だった。昨年10月、グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダのエキシビションに向けたリハーサル中、軽快な音楽が流れる中で各選手が行き交うリンク。その向こう側から黒の練習着に身を包んだ2人が近づいてくる。すると、次の瞬間だ。同時に高く跳び上がり、鋭く回転。綺麗に着氷し、4回転トウループを決めてみせた。顔を見れば、トルソワと羽生。しかも、息ぴったりだった。

 周囲から歓声と拍手が沸き起こった実際の動画を、トルソワはインスタグラムに「ユヅル・ハニュウと4回転トウループ」とつづって公開。2人が息を合わせたレアなジャンプに対しては「新ペアチーム」「本当にアメージング」「ゴージャス」「美しい」「象徴的」「4回転クイーンと4回転キング」「レジェンズ」「胸がいっぱい」「ファンタスティック!!」「ドリームチーム」などと反響が寄せられていた。

 コメント欄は海外ファンで大盛り上がりとなり、なかには「言葉が出ないわ」と“絶句”したファンも。この大会、男子は羽生が2位に59.82点差をつけて圧勝。女子はトルソワがフリーで4回転ジャンプを3本決めて優勝した。2人がエキシビションの前からファンの視線を釘付けにし、興奮を届けていた。(THE ANSWER編集部)