リバプールのレジェンドが、クラブの移籍市場での動きについて物申している。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 リバプールはRBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーへの関心が長らく報道されており、ヴェルナー本人もリバプールへの…
リバプールのレジェンドが、クラブの移籍市場での動きについて物申している。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
リバプールはRBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーへの関心が長らく報道されており、ヴェルナー本人もリバプールへの移籍を望んでいるとの報道もあったため、相思相愛の状況だと言われていた。
しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)がクラブにもたらした経済的影響もあってか、5300万ポンド(約72億円)と言われる契約解除条項の支払いにリバプールが渋っている間に、ヴェルナーはプレミアリーグのライバルクラブであるチェルシーへの移籍で個人合意したとの報道が出ており、もはやチェルシーへの移籍が既定路線となっている。
この件に関しては、様々な議論が噴出しており、リバプールOB陣の中でも意見が割れている中、80年代に黄金期を迎えていたリバプールのキャプテンとして活躍した、フィル・トンプソン氏は、自らが解説者を務めるイギリス『スカイ・スポーツ』の番組に出演。この件について、チームが力を付けている今こそ補強に動くべきだったと自らの見解を述べた。
「クラブは常により良くなろうとするべきだと思う」
「そしてチームが強くなった時、素晴らしいパフォーマンスをしている時こそ、補強に動くべきなんだ」
「ぜひヴェルナーにはリバプールに来て欲しかったが、彼らはそうしなかった。様子を見てはいたが移籍金が高すぎると判断したんだろう」
「ティモ・ヴェルナーはきっと『リバプールには移籍できないかもしれない』と思っているし、(ユルゲン・)クロップは『ベンチに座ることになる選手にそんなに高い金は払えない』と思っているのかも知れない」
「ヴェルナーは3、4年に渡ってクラブで活躍はできただろうし、私なら彼を獲得しただろう」
「彼がもしリバプールに来たいと思っていたなら、既に強いチームをより強くする選手でなければならないが、彼ならそれができただろう」