ローマはアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(31)を求めて、アーセナルと様々な妥協案を探っている最中のようだ。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。 ムヒタリアンは昨夏、アーセナルから300万ユーロ(約3億5000万円)の…
ローマはアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(31)を求めて、アーセナルと様々な妥協案を探っている最中のようだ。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
ムヒタリアンは昨夏、アーセナルから300万ユーロ(約3億5000万円)の有償レンタルでローマに加入。ここまで公式戦17試合出場6ゴール4アシストを記録し、少ない出場機会ながらチームの主力選手として定位置を掴んでいる。選手本人も残留を望んでおり、クラブ側も完全移籍での獲得を希望するなど相思相愛の状態にある。
ところが、財政難に喘ぐクラブはアーセナルの要求額を満たしておらず交渉は難航。アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督も、ムヒタリアンを来季のチーム構想に含んでいると発言しており、今夏のアーセナル復帰が既定路線と見られていた。
それでも諦めきれないローマは、アーセナルとの話し合いを続行し新たな案を提案。それはオランダ代表FWユスティン・クライファート(21)をアーセナルに3500万から4000万ユーロ(約42億円から48億円)で売却し、その資金でムヒタリアンを獲得するというものだそうだ。
両選手の代理人はミーノ・ライオラ氏が務めていることから、交渉は円滑に進むと見込まれている。アーセナルはムヒタリアンを1200万から1400万ユーロ(約14億4000万から16億8000万円)で売却する意思をローマに伝えている模様だ。
なお、ローマがクライファートを2500万ユーロ以上の額で移籍させる場合、元所属のアヤックスに移籍金の10%を支払う条項が盛り込まれているという。