リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏が、来シーズンに向けての懸念を口にした。イギリス『エクスプレス』が伝えている。 約3カ月の中断を経て、17日にようやく再開されるプレミアリーグ。現在2位マンチェスター・シティに25ポイント…
リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏が、来シーズンに向けての懸念を口にした。イギリス『エクスプレス』が伝えている。
約3カ月の中断を経て、17日にようやく再開されるプレミアリーグ。現在2位マンチェスター・シティに25ポイント差をつけて首位を独走するリバプールは21日、地元のライバルクラブであるエバートンとの“マージーサイド・ダービー”で再開後の初戦を迎える。
2位に大差をつけているリバプールの今シーズンの優勝はほぼ既定路線となりつつあるが、クラブ史上でも稀にみる強さを誇るユルゲン・クロップ監督のチームは、来シーズンも優勝争いの筆頭となることが予想される。
しかし、『エクスプレス』のインタビューに応えたキャラガー氏は、来シーズンの展望について言及。新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大を避けるため、来シーズンも無観客試合で行われる場合は、連覇が非常に厳しいものになるとの見解を述べた。
「アンフィールドのサポーターが試合結果に影響を及ぼすというのは本当にあることだと思う。クロップのフットボールはグアルディオラのものとは少し違っていて、サポーターやチームのエネルギー、インテンシティが大きな役割を占めている。一方でペップのフットボールは、よりテクニカルな試合になる」
「だからシティのスタイルの方がより無観客試合とは相性が良いと思うが、今シーズンはリバプールが他のクラブより特別影響を受けるとは思わない」
「でも、もしこの状況が来シーズンの最初から最後まで続くとしたら、リバプールがまたリーグ優勝をするというのは考えにくいだろう」
「アンフィールドがもたらす影響はリバプールの成功の歴史の中で大きな役割を占めているんだ。クロップのチームだけでなく、過去の輝かしいチームもみんなそうだった」
今シーズンここまでリーグ戦29試合中27試合で勝利を収めているリバプールだが、とりわけホームのアンフィールドの試合は滅法強く、リーグ戦においては最後にホームで敗れたのは2017年4月となっている。