鹿島アントラーズのブラジル人DFブエノ(24)の姉であるレジアーネさんが弟とのやり取りについて明かしている。ブラジル『Hoje em Dia』が伝えている。

ブエノは、ルイス・アントニオFCやボタフォゴFCなどでのプレーを経て、千葉国際高校(現:翔凜高等学校)に留学。卒業後の2014年8月に清水エスパルスへ入団しプロキャリアをスタートさせると、ヴィッセル神戸への期限付き移籍をへて、2016年に鹿島入りした。

2018年は徳島ヴォルティスへ期限付き移籍したものの、鹿島に復帰した2019シーズンはJ1リーグ17試合に出場し1ゴールを記録。後半戦は守備面で重要な役割を担っていた。

最近は、ブラジルのアトレチコ・ミネイロのホルヘ・サンパオリ監督が、鹿島のテクニカルディレクター(TD)を務めるジーコ氏の推薦を受け、ブエノを2021年末までのローンでの移籍を画策していると報じられていた。

若くして母国を離れ、遠い日本で暮らすブエノだが、レジアーネさんが弟の日本行きを回想した。

「私がボタフォゴにいたとき、ブラジルに日本語学校があり、オーナーはルイス・アントニオの少年たちのサッカーの試合を観に行っていました。ちょうど弟がU-20にいたころです。スカウトマンは彼のプレーを観る前から、そのフィジカル面を評価していました。弟は、16から17歳の時には世界の反対にいて、彼がアスリートとして成功できるかどうかの確証はありませんでした」

「小さい頃から、母を助けるために、私たちは働いていました。今は弟が助けてくれます。彼はいつも選手になることを夢見ていた。彼は末っ子ですが、今では一家の大黒柱です」

ブエノは、日本での給料を家族をサポートすることに充てていたという。母に車を買い与え、家の改築もプレゼントしていたようだ。

一方で、母国ブラジルでの初めてのプロ契約になるかもしれないアトレチコ・ミネイロからのオファーについては、「彼にとって挑戦であり、そして家族の人生の新しいステップになる」と考えているようだ。

「彼はブラジルの外に旅立ち、私たちが想像していなかったものを与えてくれました。ですが、彼が近くにいることは私たちが常に望んでいたことです」

また、レジアーネさんによれば、オファーの話を聞いたブエノからはすぐに電話があり「飛行機に乗りサッカーの国に戻ることが待ちきれない」と話していたという。

再び家族がいるブラジルでプレーするチャンスを得たブエノだが、母国復帰を選択する可能性は高そうだ。