モナコの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが、アーセナルとチェルシーの現状を比較した。イギリス『ガーディアン』が伝えている。 新型コロナウイルス(COVID-19)による約3カ月の中断を経て、今週末ついに再開するプレミアリーグ。今シーズ…
モナコの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが、アーセナルとチェルシーの現状を比較した。イギリス『ガーディアン』が伝えている。
新型コロナウイルス(COVID-19)による約3カ月の中断を経て、今週末ついに再開するプレミアリーグ。今シーズンからフランク・ランパード新監督を招へいしたチェルシーは、現在4位につけており、来シーズンのチャンピンオンズリーグ(CL)出場権をキープしたままのフィニッシュを目指して残りの試合に臨む。
一方、同じくトップ4を目指して戦うアーセナルは、昨年12月にウナイ・エメリ監督の後任としてミケル・アルテタ監督を招へい。現在は9位に沈んでいるものの、4位チェルシーから勝ち点差8ポイント、ヨーロッパリーグ出場権を得る6位には3ポイント差と、いずれもまだ充分に可能性を残している。
チェルシーとアーセナル、両方のクラブで活躍したセスクは、インタビューの中で両クラブの現状について言及し、チームの再建という点に関しては、アルテタ監督の方がよりも難しいものだと述べた。
「チェルシーにとってフランクの招へいは賭けだった。監督になってから2年目だったわけだからね。ただ、彼は非常に良い仕事をしている。ミケルについても状況はかなり似ている」
「ミケルはペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)の下に3年ついていたけど、彼は今後監督を目指す若いコーチにとって、これ以上ない師匠のような存在だ」
「彼もここまでよくやっていると思うし、クラブに必要だった価値観を取り戻したと思う」
「チームの再建について、(アーセナルでの仕事は)チェルシーよりもずっと難しいだろう。チームはまだ若いし、チェルシーよりもずっと下の順位からのスタートになったからね。でも彼らがすぐに勢いを取り戻すと強く思っているし、来シーズンは彼らにとって大きなシーズンになるかもしれない」