パリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツディレクター(SD)を務めるレオナルド氏が今夏の補強方針について言及した。『フットボール・イタリア』が伝えた。 近年、大金を投じるなど、移籍市場を賑わせてきたPSG。今夏も推定移籍金1億ユーロ(約12…
パリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツディレクター(SD)を務めるレオナルド氏が今夏の補強方針について言及した。『フットボール・イタリア』が伝えた。
近年、大金を投じるなど、移籍市場を賑わせてきたPSG。今夏も推定移籍金1億ユーロ(約120億7000万円)と見積もられているナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(28)や、ラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(25)に関心を示していると言われている。
しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によるリーグ・アンのシーズン打ち切りで経済的打撃が表面化。レオナルドSDはフランス『Le Journal du Dimanche』で移籍市場に大金を投じられないと認めた。
「起こったことは地球全体に影響を与えてしまった。しかし、それは移籍市場でも感じられるだろう」
「クラブの財政は経済ダメージを受けており、我々もそれに含まれている。多くの人は2億ユーロ(約241億4000万円)の損失があると言っているか? おそらくその金額に近いだろう」
「我々でさえ、そのようなお金を使う余裕がないのだから、この夏に1億ユーロの取引が行われるとは思えない。PSGはとても大きな損失があった」
「我々はより、創造的でなければいけない。あまり高価ではない選手で答えを見つけなければいけない。退団に関係なく、いくつかの補強でチームの競争力を維持できる」
なお、PSGは今夏に契約満了となるブラジル代表DFチアゴ・シウバ(35)やウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(33)、フランス代表DFレイヴァン・クルザワ(27)の退団を認めている。